別れ・惜別をテーマとした有名な世界の歌・音楽まとめ。「さよなら／さようなら／さらば」などの別れの言葉を含んだ歌や、出発・旅立ちを前に別れを惜しむ内容の歌など、歌詞を含まない器楽曲・ピアノ曲まで幅広くまとめてみた。

3月の卒業シーズンに関連する歌については、こちらのページ「定番の卒業ソング・卒業式で歌う合唱曲」でまとめている。

日本の別れの歌

蛍の光　歌詞の意味・現代語訳

何時しか年も　すぎの戸を　開けてぞ今朝は　別れ行く

仰げば尊し

いまこそ　別れめ　いざさらば

今日の日はさようなら　森山良子

いつまでも　絶えることなく　友達でいよう

惜別の唄 島崎藤村

中央大学の学生歌・卒業ソング　遠き別れに　たえかねて

カチューシャの唄　中山晋平

カチューシャかわいや　別れのつらさ

お立ち酒　宮城県民謡

おまえお立ちか　お名残り惜しい　名残り情けの　くくみ酒

お座敷小唄

死ぬ程好きなお方でも　妻と言う字にゃ勝てやせぬ　泣いて別れた河原町

花かげ

花嫁姿のねえさまと　お別れ惜しんで泣きました

朝花節 あさばなぶし 歌詞の意味

鹿児島県奄美大島に伝わる定番の民謡・島唄

出船　でふね

船は見えねど　別れの小唄に　沖じゃ千鳥も　泣くぞいな

桜井の訣別

楠木正成と息子にまつわる伝承「桜井の別れ」をテーマとした日本の唱歌

イギリス

オールド・ラング・サイン　スコットランド民謡

『蛍の光』原曲として知られるスコットランド民謡

パーティング・グラス The Parting Glass スコットランド民謡

『蛍の光』と並ぶ、スコットランドの別れの歌

ダニーボーイ Danny Boy アイルランド民謡

夏は過ぎ去り　バラもみんな枯れ落ちる中　あなたは　あなたは行ってしまう

Spanish Ladies スペインの女たち

さらば　美しきスペインの女たち　僕らは懐かしきイギリスへ帰る

リーヴィング・オブ・リヴァプール

恋人を残して船出する水夫の心境を歌ったイギリス民謡

ドイツ

故郷を離るる歌 ドイツ歌曲

さらば故郷　さらば故郷　故郷さらば

別れの歌 ムシデン Muss i den

愛しい君よ　僕が帰ってきたら　結婚式を挙げよう

さよなら（冬よ さらば）

冬よさらば　別れはつらい

イタリア

タイム・トゥ・セイ・グッバイ Time To Say Goodbye

盲目のテノール歌手ボチェッリとサラ・ブライトマンのデュエット曲

さらばナポリ

ナポリを離れることになった人物の惜別の情が切々と歌い込まれている

帰れソレントへ Torna a Surriento

君は言った「私は行くわ、さようなら。」

アメリカ・南米

かみともにいまして（神共にいまして）

卒業式や送別会などで別れの歌として歌われる讃美歌・聖歌

赤い川の谷間

アメリカ西部開拓時代の甘く切ないラブソング

アディオス・ノニーノ（さよなら父さん）

アルゼンチンの作曲家・バンドネオン奏者のアストル・ピアソラによる1960年の代表曲。1959年に亡くなったピアソラの父に捧げられた。

さらばジャマイカ Jamaica Farewell

航海の途中で立ち寄ったジャマイカ　美しい自然　少女との別れ

オセアニア

アロハ・オエ

さようなら貴方　別れの前に優しい抱擁を

イサレイ　フィジーの別れのうた

オセアニアのフィジー共和国に伝わるフィジー民謡

ロシア・ウクライナ・その他

ともしび　ロシア歌曲

夜霧のかなたへ　別れを告げ…

スラブ娘の別れ

1912年の第一次バルカン戦争において、兵士である夫に随伴して戦場へ赴いた勇気ある妻たちへの敬意が込められているという。

おーい、隼よ

故郷に愛する女性を残し戦地へ赴くコサック兵の悲しい胸の内が歌われている

コサックはドナウを越えて

戦場に赴くコサック兵と残された彼女のつらい別れ

シャローム・ハベリム

さよなら友よ　また会う時まで

クラシック音楽

別れの曲 エチュード ショパン

ショパン 12の練習曲 作品10 第4番

さようなら、ふるさとの家よ

サラ・ブライトマン『クエスチョン・オブ・オナー』で引用されたオペラのアリア

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