ロシア民謡・歌曲 歌詞の意味・和訳
歌詞の意味・日本語訳 解説とYouTube動画の視聴
ロシアに古くから伝わる有名な民謡から、比較的近年に作曲されたロシア歌曲・歌謡曲まで、有名なロシア民謡・歌曲の歌詞の意味・日本語訳やYouTube動画をまとめるページ。
ロシアとも関連の深いウクライナの民謡については、こちらのページ「ウクライナ民謡 有名な歌曲」でまとめている。
その他の世界の国々の民謡・童謡については、こちらの「世界各国の有名な民謡・童謡 国別まとめ」で一覧にまとめているので是非ご覧いただきたい。
曲目一覧
- カチューシャ
- カチューシャは歌い始めた。誇り高き薄墨色の鷲の歌を。彼女が深く愛する青年の歌。大事に持ってる彼からの手紙。
- モスクワ郊外の夕べ
- 窓に明かりが灯り、静かに暮れ行く。いつまでも忘れない モスクワ郊外の夕べ。
- トロイカ
- 20世紀初頭から歌われるロシア歌曲。特に女性歌手のプレヴィツカヤによって広められた。作詞者は不明。歌詞では、金持ちの村長に好きな女性を奪われた若者の悲しみが描かれている。
- 百万本のバラ(ロシア語版)
- 原曲はラトビア語の歌謡曲『マーラが与えた人生 Dāvāja Māriņa』
- コサックの子守歌
- いつかコサック兵として戦場へ赴く我が子 今はただ安らかに眠れ・・・
- 白樺は野に立てり
- チャイコフスキーが1876年頃に作曲した『交響曲第4番ヘ短調』(作品36)では、第4楽章に『白樺は野に立てり』のメロディが使われている。
- すずらん(ランディシュ)
- 恋人が贈ってくれたスズランの花について女性の立場から歌うラブソング
- 二つのギター(ジプシーの娘)
- ポールモーリア楽団によるカバーで世界的に有名に。ジプシーダンス・舞踊曲としても人気のようだ。
- 御者よ、馬を急かすな
- 馬車の前部に乗って馬を操り、馬車を走らせる人
- 仕事の歌(ドゥビヌシカ)
- 丸太を運ぶ労働者の歌
- カリンカ
- タイトルの「カリンカ」とは、山地や丘陵地の明るい林や草原に生える低木ガマズミを指す。5月頃に白い花をつける。
- バリィーニャ
- ロシアの女子フィギュアスケート選手、アリョーナ・レオノワ(アレーナ・レオノワ)2009-2010シーズンにおけるショートプログラム(SP)曲
- ヴォルガの舟歌
- ロシア出身のオペラ歌手シャリアピン(Chaliapin/1873-1938)によって広められ、以後オペラ歌手のレパートリーとして長年愛好された。
- バイカル湖のほとり
- 1947年にソビエト連邦で制作・公開された2番目のカラー映画「シベリア物語」で主題歌・テーマ曲として使われて有名になった。
- ステンカ・ラージン
- 歌詞の内容は、実在したコサックの頭領ステンカ・ラージン(スチェパン・ラージン)の反乱が題材となっている。
- 小麦色の娘(スムグリャンカ・モルダヴァンカ)
- モルダヴィアでパルチザン部隊の娘に恋した若者の歌
- 山のロザリア
- 忘れられぬ あの日よ 涙ながし別れた 君の姿よ
- 小さなグミの木(小さいグミの木)
- かなわぬ恋に嘆く女心を、川の両岸に茂るナナカマドの木(日本語版ではグミの木)とカシの木に例えて描写している。
- ウラルのぐみの木
- スターリンの死後、1953年頃に発表されたロシア歌謡曲
- 泉のほとり
- 作曲は『小麦色の娘』のアナトリィ・ノヴィコフ(Anatoly Novikov)
- アムール河の波
- 見よアムールに波白く シベリアの風たてば あふれくる水 豊かに流る
- ともしび
- 歌詞では、前線へ送られる兵士と残された少女の愛が描かれる。日本では、音楽舞踊団カチューシャの訳詞「夜霧のかなたへ 別れを告げ・・・」で有名。
- コロブチカ(行商人)
- 『コロブチカ(行商人)』は、ロシアの詩人ニコライ・ネクラーソフの長編詩「行商人」の中の一節から採られたロシア歌曲。学校の運動会などのフォークダンスでよく用いられる。ゲームのテトリスのBGMとしても有名。
- 赤いサラファン
- 歌詞では、娘の婚礼衣装として赤いサラファンを縫う母親と、まだ結婚なんてまったく興味が無い娘が登場する。
- 一週間
- 楽団カチューシャの訳詞で有名なロシア民謡「一週間」。原曲を見てみると、ほぼ日本語の歌詞通りであるものの、部分的に若干の違いがあるようだ。
- 黒い瞳(ひとみ)
- 歌詞では、魅惑の瞳を持つ艶麗なる女性への、切なく息苦しくなるような熱い情熱が描かれている。
- 花の季節(悲しき天使)
- メリー・ホプキン『Those were the days』は、全世界で500万枚以上の大ヒットを記録。日本では『悲しき天使』のタイトルで広まった。
- ソ連映画「ヴォルガ・ヴォルガ」と『幸せなら手をたたこう」のルーツ
- 映画サントラ曲に影響を受けてゴスペル音楽家が作曲?
- 長い道を
- ロシア革命(1917年)後まもなく作曲されたロシア歌曲(ロマ音楽風/ジプシー歌謡)。亡命ロシア人の愛唱歌。『花の季節(悲しき天使)』の原曲。
- ポーリュシカ・ポーレ
- 『ポーリュシカ・ポーレ(ポーリシュカ・ポーレ)』は、1934年に作曲されたクニッペルの交響曲第4番「コムソモールの戦士の叙事詩(A Poem about a Komsomol Soldier)」第一楽章に挿入された歌。
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ロシアの民族舞踊・フォークダンス
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- 両手を高く掲げて「ヤクシー!」 フォークダンス定番曲
- コハノチカ Kohanochka
- 都会風の洗練されたスピード感あふれるボール・ルーム・ダンス
- ポーリャンカ Polyanka
- 自由な一人踊りで個人技の見せ場が多いウクライナのフォークダンス
- ヤブロチコ Jablochko
- 「小さなリンゴ」を意味するロシア民謡 フォークダンスの曲にも
- コサックダンス Cossack dance
- 滅ぼされたウクライナ・コサック 受け継がれたウクライナの民族舞踊
- 有名なフォークダンス・世界の民族舞踊
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その他
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- 帝政ロシア末期に実在した祈祷僧グリゴリー・ラスプーチン(1869-1916)を題材としたディスコ音楽
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- 空耳ソング「もすかう」として有名なジンギスカンのヒット曲。1980年にソビエト連邦(ソ連)の首都モスクワで開催されたオリンピックを念頭に作曲された。
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