キャロル・オブ・ザ・ベル(鐘のキャロル)
Carol of the Bells
聞け鐘の音を 快い銀の鐘を 語りかけてくる 不安は消え去ると
『Carol of the Bells』(キャロル・オブ・ザ・ベル)は、ウクライナの司祭 Mykola Leontovych(1877-1921) が作曲したクリスマス向けのコーラス曲。邦題は『鐘のキャロル』。
キャロル(Carol)とは、救世主キリストの誕生を祝い、誕生にまつわる様々な場面や逸話を歌詞にした歌をいう。元々キャロルは、クリスマス以外にも歌われる(キリスト教圏の)祝歌だった。
『Carol of the Bells』のメロディは、ウクライナに古くから伝わる新年の歌がモチーフとなっているという。
国立キエフ大学(ウクライナ)の生徒らによって1916年に初演され、その後ウクライナの国立合唱団が西欧・アメリカなどに歌い広めていった。
近年では、1990年公開のアメリカ映画『ホーム・アローン(Home Alone)』で挿入歌として用いられた。
【YouTube】ケルティック・ウーマン Carol of the Bells
【YouTube】Carol of the bells - Christmas song
歌詞の意味・日本語訳(意訳)
Hark how the bells,
sweet silver bells
all seem to say,
throw cares away
聞け鐘の音を
快い銀の鐘を
語りかけてくる
不安は消え去ると
Christmas is here,
bringing good cheer
to young and old,
meek and the bold
クリスマスは来た
みな陽気な気分で
老いも若きも
いくじなしも勇敢な者も
Ding dong ding dong,
that is their song
with joyful ring,
all caroling
ディンドン ディンドン
彼らの歌が響く
喜びに満ちて
キャロルを口ずさむ
One seems to hear,
words of good cheer
from everywhere,
filling the air
聞こえてくる 陽気な声が
至る所から 満ちあふれて
Oh how they pound,
raising the sound
o'er hill and dale,
telling their tale
鳴り響いている 声高らかに
丘を越え 谷を越え
物語を囁きながら
Gaily they ring,
while people sing
songs of good cheer,
Christmas is here
陽気な鐘の音に
人々は歌う
歓呼の歌を
クリスマスは来た
Merry, merry, merry,
Merry Christmas
Merry, merry, merry,
Merry Christmas
メリークリスマス
メリークリスマス
On on they send,
on without end
their joyful tone,
to every home
鳴り続ける
終わることなく
喜びの音を
すべての家々に
Ding dong ding dong... dong!
ディンドン ディンドン ドン