メレ・カリキマカ Mele Kalikimaka
ビング・クロスビー盤で有名なハワイアン・クリスマスソング
『メレ・カリキマカ Mele Kalikimaka』は、ホノルル生まれの作曲家Robert Alex Andersonが1949年に作曲したハワイアン・クリスマスソング。
曲名の意味は「メリークリスマス Merry Christmas」。ハワイの言語では英語の「s」と「r」と同じ音がないため、代替表現で「Mele Kalikimaka」となる。
最も早い時期の『Mele Kalikimaka』としては、1950年にリリースされたビング・クロスビー(Bing Crosby/1903-1977)とアンドリュース・シスターズ(The Andrews Sisters)によるレコーディングが有名。
ジャケット写真:ビング・クロスビー クリスマスアルバム
「クリスマスソングの王様」として名高いビング・クロスビーによる『Mele Kalikimaka』は、全世界で5000万枚近くのセールスを記録したクリスマスアルバム「White Christmas ホワイト・クリスマス」にも収録されており、現在でもその温かい歌声を楽しむことができる。
【YouTube】Bing Crosby - Mele Kalikimaka (Hawaiian Christmas Song)
映画「L.A.コンフィデンシャル」BGMに
1997年公開のアメリカ映画「L.A.コンフィデンシャル L.A.Confidential)」冒頭のシーンで、クリスマスソング『Mele Kalikimaka』がBGMとして使用されている。
『Mele Kalikimaka』が流れるシーンはクリスマスイブのロサンゼルス。ラッセル・クロウ演じるロス市警の刑事バド・ホワイトと、女優キム・ベイシンガー演じるリン・ブラッケンが酒場で初めて出会うシーンで同曲がBGMに流れる。
ジャケット写真:L.A.コンフィデンシャル 製作20周年記念版 [Blu-ray]
なお、署内で警官が歌っていたクリスマスソングは『シルバーベルズ Silver Bells』。