荒野の果てに(あらののはてに)
クリスマスキャロル/賛美歌106番
『荒野の果てに(あらののはてに)』(Angels We Have Heard On High/エンジェルズ・ウィー・ハヴ・ハード・オン・ハイ)は、フランスの伝統的キャロル『Les Anges dans nos Campagnes』を原曲とする賛美歌(106番)。
英語版の歌詞は、1862年にJames Chadwick.によって翻訳されたものが有名。
日本では、讃美歌106番「荒野の果てに」、カトリックでは聖歌集121番「あめのみつかいの」として歌われている。
歌詞の中では、ラテン語で書かれたコーラス部分の「Gloria in Excelsis Deo! (グローリア・イン・エクセルシス・デオ!)」の部分が特に印象的。英語では"Glory to God in the highest"。
ちなみに、曲名の「Gloria in Excelsis Deo! (グローリア・イン・エクセルシス・デオ!」は、それ自体が別の賛美歌の名前でもある。
【YouTube】Angels We Have Heard On High
歌詞の意味・日本語訳(意訳)
Angel we have heard on high,
Sweetly singing o'er the plains
And the mountains in reply
Echoing their joyous strains.
あらののはてに
天使たちの歌声が響く
山々はこたえ
こだまする喜びの旋律
Chorus:
Glo --- ria, In Excelsis Deo
Glo --- ria, In Excelsis Deo
<コーラス>
いと高き処 神に栄光あれ
いと高き処 神に栄光あれ
Shepherds, why this jubilee?
Why your joyous strains prolong?
What the gladsome tidings be
Which inspire your heavenly song?
羊飼いよ この祝祭は何のためだ?
なぜ汝らの喜ばしい旋律が続いている?
どんなの喜ばしい知らせが
汝らの神々しい歌を鼓舞するのか?
<コーラス>
Come to Bethlehem and see
Christ Whose birth the angels sing;
Come, adore on bended knee,
Christ the Lord, the newborn King.
ベツレヘムへ来たりて見よ
天使らが歌うキリストの誕生を
来たりてひざまずき崇拝せよ
主なるキリスト 新たに誕生した王を
<コーラス>
讃美歌106番「荒野の果てに」
1.
荒野(あらの)の果てに 夕日は落ちて
たえなる調べ 天(あめ)より響く
グローーーリア
インエクセルシス デオ
グローーーリア
インエクセルシス デオ
2.
羊を守る 野辺(のべ)の牧人(まきびと)
天(あめ)なる歌を 喜び聞きぬ
グローーーリア
インエクセルシス デオ
グローーーリア
インエクセルシス デオ
3.
御歌(みうた)を聞きて 羊飼いらは
馬槽(まぶね)に伏(ふ)せる 御子(みこ)を拝みぬ
グローーーリア
インエクセルシス デオ
グローーーリア
インエクセルシス デオ
4.
今日しも御子は 生まれ給いぬ
世界の民よ よろこび歌え
グローーーリア
インエクセルシス デオ
グローーーリア
インエクセルシス デオ
あめのみつかいの
1.
天(あめ)のみつかいの うた声ひびく
星かげさやかな まき場の空に
グローーーリア
インエクシェルシス デオ
グローーーリア
インエクシェルシス デオ
2.
貧しいうまやの 恵みのみ子に
ほめ歌ささげて よろこび歌う
グローーーリア
インエクシェルシス デオ
グローーーリア
インエクシェルシス デオ
3.
やさしい幼な子 救いのみ子よ
み国をのぞみて み前にいのる
グローーーリア
インエクシェルシス デオ
グローーーリア
インエクシェルシス デオ