Walking In The Air 歌詞の意味・和訳
僕らは空を歩いてる アニメ「スノーマン」挿入歌
『Walking In The Air』(ウォーキング・イン・ジ・エアー)は、 1982年にイギリスで放送されたテレビアニメ「スノーマン」(The Snowman)挿入歌。邦題は『空を歩いて』。
スノーマン(雪だるま)と少年が空を飛ぶシーンで印象的に使われ、クリスマスシーズンに流れるクリスマスソングとして数多くのカバーが存在する。
作詞・作曲は、イギリスの作曲家ハワード・ブレイク(Howard Blake/1938-)。『Walking In The Air』は彼にとって最大のヒット曲となった。
ちなみに、スノーマン(雪だるま)に関連するクリスマスソングとしては、『フロスティー・ザ・スノーマン Frosty the Snowman』が有名。
【YouTube】 The Snowman - Walking In The Air
歌詞の意味・和訳(意訳)
『Walking In The Air』
作詞・作曲:ハワード・ブレイク(Howard Blake/1938-)
We're walking in the air'
We're floating in the moonlit sky
The people far below
Are sleeping as we fly
僕らは空を歩いてる
月夜の空に浮かんでる
はるか下では
みんな眠ってる
僕らは飛んでいく
I'm holding very tight
I'm riding in the midnight blue
I'm finding I can fly
So high above with you
しっかり掴んでる
真夜中の青に乗って
僕は飛べるんだ
こんなに高く 君と一緒に
On across the world
The villages go by like dreams
The rivers and the hills
The forests and the streams
世界を横断して
村は夢のように通り過ぎる
川も丘も 森も小川も
Children gaze open mouthed
Taken by surprise
Nobody down below
Believes their eyes
子供たちはじっと見つめる
口をポカンと開けて
びっくりして
この下にいる誰もが
自分の目を信じられない
We're surfing in the air
We're swimming in the frozen sky
We're drifting over icy
Mountains floating by
僕らは空で波に乗ってる
凍てつく空で泳いでる
浮かぶ氷山の上を
漂いながら
Suddenly swooping low
On an ocean deep
Rousing up a mighty monster
From his sleep
突然急降下して
深い海の上へ
強大なモンスターを
眠りから目覚めさせる
We're walking in the air
We're dancing in the midnight sky
And everyone who sees us
Greets us as we fly
僕らは空を歩いてる
月夜の空で踊ってる
僕らを見たみんなが
挨拶してくれる
飛んでいく僕らに
スノーマン あらすじ
『Walking In The Air』が流れるアニメ『スノーマン』(The Snowman)は、1978年に出版されたレイモンド・ブリッグズ(Raymond Briggs/1934-)の絵本を原作としている。あらすじは次のとおり。
一面の銀世界になった冬のある日、名もない少年は雪だるまを作った。その夜、時計の針が12時を指したとき、その雪だるまに命が宿った。
雪だるまと少年は、大人を起こさないように気をつけながら、家で遊んだあと、二人は外にオートバイで冒険に出かけた。
二人は手を取り合って空へ飛び立つ。近所の家々や森、海を飛び越え、北極へ向かいながら様々な人と出会う。
やがて雪だるまのパーティ会場に到着し、大歓迎される少年。サンタクロースからプレゼントのマフラーを貰い、再び空を飛んで自宅へ帰る。玄関先で雪だるまと別れ、少年は眠りにつく。
翌朝、雪だるまへの元へと走るが、溶けて消えた雪だるまのあとだけが残っていた。 全ては夢の中での出来事のように思われたが、少年のポケットにはマフラーが残されていた。