The Twelve Days of Christmas
クリスマスの12日
愛する人から毎日もらえるクリスマスプレゼントの歌
『The Twelve Days of Christmas』(ザ・トゥエルヴ・デイズ・オブ・クリスマスは、ヨーロッパに16世紀頃から伝わるクリスマスキャロル。邦題は『クリスマスの12日間』。
タイトルにも登場する「12日(The Twelve Days)」とは、クリスマスの日(12月25日)から1月6日の「Epiphany」までの12日間を指している。
「Epiphany(公現祭・顕現日/エピファニー)」とは、人としてこの世に現れたイエス・キリストが神性を人々の前で表したことを記念するキリスト教の祭日。そのルーツは、小アジア(現代のトルコ)などの東方地域にあるとされている。
それ以前からイエスの生誕を12月25日に祝っていた西方教会では、1月6日の公現祭とクリスマスの位置づけの整合性を保つため、12月25日から1月6日までの12日間を降誕節としてイエスの誕生を祝うというようになったという。
【YouTube】The Twelve Days of Christmas
歌詞の意味・日本語訳(意訳)
1.
On the first day of Christmas,
my true love sent to me
A partridge in a pear tree.
クリスマスの最初の日
愛する人からプレゼント
ナシの木に止まるヤマウズラ
2.
On the second day of Christmas,
my true love sent to me
Two turtle doves
and a partridge in a pear tree.
クリスマスの2日目
愛する人からプレゼント
キジバト2羽に
ナシの木に止まるヤマウズラ
3.
On the third day of Christmas,
my true love sent to me
Three French hens,
two turtle doves
And a partridge in a pear tree.
クリスマスの3日目
愛する人からプレゼント
フランスのメンドリ3羽
キジバト2羽に
ナシの木に止まるヤマウズラ
<以降、4番から12番まで新しいプレゼントを先頭に追加して歌う>
12.
On the twelfth day of Christmas,
my true love gave to me
Twelve drummers drumming,
eleven pipers piping,
ten lords a-leaping,
nine ladies dancing,
eight maids a-milking,
seven swans a-swimming,
six geese a-laying,
Five golden rings.
Four calling birds,
three French hens,
two turtle doves
And a partridge in a pear tree.
クリスマスの12日目
愛する人からプレゼント
ドラマー12人
笛吹き11人
ジャンプする領主10人
踊ってる女性9人
授乳している女中8人
泳いでいる白鳥7羽
卵を返すガチョウ6羽
金の指輪5つ
鳴いてる小鳥4羽
フランスのメンドリ3羽
キジバト2羽に
ナシの木に止まるヤマウズラ
ヤマウズラとは?
ヤマウズラとは、キジ目キジ科ヤマウズラ属に分類される鳥類。英語では「partridge(パートリッジ)」。
ヨーロッパでは、ヨーロッパヤマウズラと呼ばれるGrey partridge(グレイ・パートリッジ)や、Red-legged partridge(レッド・レッグドゥ・パートリッジ)などが生息している。
上写真:ヨーロッパヤマウズラ(Grey partridge)出典:Wikipedia
上写真:Red-legged partridge(出典:Wikipedia)