Just Like Christmas
ジャスト・ライク・クリスマス
クリスマスソング/Low(ロゥ)1999
『Just Like Christmas』(ジャスト・ライク・クリスマス)は、アメリカのインディーズバンド、Low(ロゥ)が1999年にリリースしたクリスマスアルバム「Christmas」に収録されたオリジナルクリスマスソング。
歌詞では、北欧ノルウェーの首都オスロとスウェーデンの首都ストックホルムの二つの地名が登場し、それらの寒い地域を移動中の男女二人と思われる人物のふとした会話の思い出が描写されている。
思い出を語る過去形の歌詞とメランコリックで歪んだサウンドが独特の雰囲気を醸し出しており、胸をえぐるような切ないコード進行とバックコーラスが絵画的で、その空間的な広がりは宇宙的ですらある。
【YouTube】 Low – Just Like Christmas
Low(ロゥ)は、1993年にミネソタ州で結成されたインディーズバンド。楽曲のジャンルとしては、インディーズロックおよびスロウコア(slowcore)と分類されることがあるが、メンバーらはこのカテゴライズを強く否定しているという。
男性ボーカル Alan Sparhawkと女性ボーカル Mimi ParkerのコーラスのハーモニーがLow(ロゥ)の楽曲を決定的に特徴付けており、アメリカの音楽ジャーナリスト、デニス・サリヴァン(Dennis Sullivan)は、彼らのボーカルを「心からストレートに届く歌声」と絶賛している。
ジャケット写真:ロウ「Christmas」
歌詞の意味・和訳(意訳)
『Just Like Christmas』
作詞・作曲:Low (band)
On our way from Stockholm
Started to snow
And you said it was like Christmas
But you were wrong
It wasn't like Christmas at all
ストックホルムからの帰り道
雪が降り始めた
そして君は言った
クリスマスみたいだねって
でもそれは違ってた
少しもクリスマスみたいじゃなかった
By the time we got to Oslo
Snow was gone
And we got lost
The beds were small
But we felt so youngIt was just like Christmas
It was just like Christmas
It was just like Christmas...
オスロ(ノルウェー)へ行ったとき
雪はなくなってて
私たちは迷ってしまった
ベッドは小さかったけど
私たちは本当に若かったわ
それはまさにクリスマスだったの