いつかのメリークリスマス 歌詞と解説 B'z
COUNT DOWN TVアンケートで9年連続1位のクリスマスバラード
『いつかのメリークリスマス』は、1992年12月9日にリリースされたB'z(ビーズ)のミニアルバム「FRIENDS」に収録されたクリスマスソング。
音楽番組「COUNT DOWN TV」による「クリスマスに聴きたい歌」アンケートでは1997年から2006年まで9年連続1位を獲得するなど、根強い人気を誇っている。
2011年には、ペプシコーラのテレビCMでB'zメンバーが『いつかのメリークリスマス』のサビを演奏する映像が使われ注目を集めた。
【YouTube】B'z『いつかのメリークリスマス』
歌詞
ゆっくりと12月の あかりが灯りはじめ
慌ただしく踊る街を 誰もが好きになる
僕は走り閉店まぎわ
君の欲しがった椅子を買った
荷物抱え電車のなか
ひとりで幸せだったいつまでも手をつないで
いられるような気がしていた
何もかもがきらめいて
がむしゃらに夢を追いかけた
喜びも悲しみも全部
分かちあう日がくること
想って微笑みあっている
色褪せたいつかのメリークリスマス歌いながら線路沿いを
家へと少し急いだ
ドアを開けた君はいそがしく
夕食を作っていた
誇らしげにプレゼントみせると
君は心から喜んで
その顔を見た僕もまた
素直に君を抱きしめたいつまでも手をつないで
いられるような気がしていた
何もかもがきらめいて
がむしゃらに夢を追いかけた
君がいなくなることを
はじめて怖いと思った
人を愛するということに
気がついたいつかのメリークリスマス部屋を染めるろうそくの灯を
見ながら離れることはないと
言った後で急に僕は
何故だかわからず泣いたいつまでも手をつないで
いられるような気がしていた
何もかもがきらめいて
がむしゃらに夢を追いかけた
君がいなくなることを
はじめて怖いと思った
人を愛するということに
気がついたいつかのメリークリスマス立ち止まってる僕のそばを
誰かが足早に
通り過ぎる荷物を抱え
幸せそうな顔で
様々なバージョンが存在
ベストアルバム向けにアレンジされたり、テレビ番組向けにリミックスされるなどして、『いつかのメリークリスマス』にはいくつかのバージョンが存在する。
大きな変更が加えられたものとしては、2002年12月リリースのアルバム「The Ballads 〜Love & B'z〜」のボーナス・トラックとして収録されたアレンジバージョンが挙げられる。
同アルバムの1曲目には通常版の『いつかのメリークリスマス』が収録されているのだが、最終トラック終了後、数秒間待つと別アレンジバージョンが流れる(正式タイトルは公表されていない)。
このボーナス・トラック版では通常版より打ち込みの音が多く、ドラムも打ち込みドラムに変えられ、ボーカルも再録されている。
イントロはオルゴールがカットされ、打ち込みとアコースティック・ギターが主体。
松本ソロのオーケストラ版も
このほか、TBS系バラエティ番組「恋するハニカミ!」で2004年にテーマソングとして使われたバージョンや、松本が東京都交響楽団とコラボしたオーケストラ版なども存在する。
オーケストラ版は、松本孝弘のソロ作品「House Of Strings」(上ジャケット写真)の2曲目に収録されている。