サラ・ブライトマン Sarah Brightman
クラシカル・クロスオーバー作品で有名なイギリスのソプラノ歌手
イギリスのソプラノ歌手・女優のサラ・ブライトマン(Sarah Brightman/1960-)による有名な楽曲とその関連曲について、歌詞の意味や和訳、作品解説、YouTube動画まとめ。
ミュージカル女優として活躍したのち、1990年代からソロ歌手としての活動に専念。クラシック音楽とポピュラーソングを融合したクラシカル・クロスオーバー作品で数々の世界的ヒット作を生み出している。
写真:サラ・ブライトマン(出典:Wikipedia)
有名な曲・カバー曲
- オペラ座の怪人
- ロイド=ウェバーは、当時ミュージカル俳優としては無名だった妻サラ・ブライトマン(現在は離婚)を主役に抜擢した。
- クエスチョン・オブ・オナー
- テレビ朝日「サッカー・ワールドカップ中継」テーマ曲、トヨタ自動車マークXのCM曲として有名。
- スタンド・アローン Stand Alone
- NHK新ドラマ「坂の上の雲」主題歌。サラ・ブライトマン初となる日本語歌唱に注目。
- ネッラ・ファンタジア Nella Fantasia
- 原曲は、1986年のイギリス映画「ミッション(The Mission)」サウンドトラック中の『ガブリエルのオーボエ Gabriel's Oboe』。
- ガブリエルのオーボエ Gabriel's Oboe
- イタリアの作曲家エンニオ・モリコーネ作曲の映画「ミッション」劇中曲
- サラバンド Sarabande
- ヘンデル作曲『ハープシコード組曲 第2集』第4曲をクロスオーバーアレンジ。
- オペラ「ルサルカ」より『月に寄せる歌』
- アンデルセン「人魚姫」のストーリーによく似た切ない恋の物語
- スカボローフェア
- 1960年代に活躍したアメリカのフォークロックデュオ、サイモン&ガーファンクルによるカバーが世界的に有名。
- タイム・トゥ・セイ・グッバイ Time To Say Goodbye
- 盲目のテノール歌手ボチェッリとのデュエットで有名。
ベスト盤
ジャケット写真: 輝けるディーヴァ ベスト・オブ・サラ・ブライトマン
カバーしたクラシック音楽
- アヴェ・マリア Ave Maria
- 『シューベルトのアヴェ・マリア』。グノー(バッハ)やカッチーニのアヴェ・マリアと並ぶ、世界三大アヴェ・マリアの一つ。
- 私を泣かせて下さい Lascia Ch'io Pianga
- ヘンデル オペラ「リナルド Rinaldo」第2幕より。曲名は『涙の流れるままに(流るるままに)』との表記も見られる。
- アルハンブラの想い出
- グラナダの丘にそびえるスペインの世界遺産アルハンブラ宮殿
- さようなら、ふるさとの家よ
- サラ・ブライトマン『クエスチョン・オブ・オナー』に引用されたオペラのアリア
- 私のお父さん O mio babbino caro
- プッチーニ 歌劇『ジャンニ・スキッキ』より
- バイレロ(オーヴェルニュの歌)
- フランスの作曲家ジョゼフ・カントルーブが描く故郷の情景
- アメイジング・グレイス Amazing Grace
- ジョン・ニュートンの作詞による賛美歌・ゴスペルの名曲。バグパイプでも演奏される。
- 誰も寝てはならぬ オペラ「トゥーランドット」
- 冬季トリノオリンピック女子フィギアスケートで金メダルを獲得した荒川静香選手がフリーの演技で使用し、大きな注目を集めた。
クラシック系ベスト盤
ジャケット写真:アヴェ・マリア ~サラ・ブライトマン・クラシックス
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