四季の雨 文部省唱歌

春夏秋冬・四季折々の雨の情景

『四季の雨』は、1914年(大正3年)刊行の「尋常小学唱歌」第六学年用に掲載された文部省唱歌。春夏秋冬・四季折々の雨の情景が歌われている。

明治時代の唱歌といえば、『蛍の光』や『ちょうちょ』のように、外国の民謡を翻訳した唱歌ばかりだったが、大正3年の「尋常小学唱歌」は、日本人の作曲家による日本独自の唱歌が掲載された画期的な唱歌集だった。

『四季の雨』と同じ「尋常小学唱歌」第六学年用に掲載された唱歌としては、『朧月夜 おぼろづきよ』、『故郷 ふるさと』などが現代でも有名。

明治から大正・昭和の唱歌の歴史については、こちらのページ「唱歌の歴史 明治・大正・昭和」でまとめている。

【試聴】 ダーク・ダックス 四季の雨

【試聴】 四季の雨 少年少女合唱

歌詞

降るとも見えじ 春の雨
水に輪をかく 波なくば
けぶるとばかり 思わせて
降るとも見えじ 春の雨

俄(にわ)かに過(す)ぐる 夏の雨
物干し竿に 白露(しらつゆ)を
名残(なご)りとしばし 走らせて
俄かに過ぐる 夏の雨

おりおりそそぐ 秋の雨
木の葉木の実を 野に山に
色様々に 染めなして
おりおりそそぐ 秋の雨

聞くだに寒き 冬の雨
窓の小笹(おざさ)に さやさやと
更行(ふけゆ)く夜半(よわ)を おとずれて
聞くだに寒き冬の雨

雨の歌

あめふり(あめあめふれふれ)
あめあめ ふれふれ かあさんが じゃのめで おむかい うれしいな
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四季の歌

いなかの四季
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四季の歌(春を愛する人は 心清き人)
すみれの花のような 僕の友だち
春夏秋冬・季節の曲・四季のうた
春のうた、夏のうた、夏祭り・盆踊りのうた、秋のうた、冬のうた、お正月のうたなど、日本の春夏秋冬を彩る季節の歌まとめ。

唱歌の歴史

尋常小学唱歌
日本人の作曲家による日本独自の楽曲が用いられた文部省唱歌
唱歌の歴史 明治・大正・昭和
外国の民謡を翻訳した唱歌から、日本人の作詞作曲による唱歌へ