津軽小原節(おはら節) 青森県民謡

春は桜の弘前城 夏は緑の岩木山 秋は十和田の紅葉狩り

『津軽小原節(おはら節)』は、酒盛り唄の『塩釜』を基にした青森県津軽地方の民謡。

津軽じょんがら節(じょんから節)』、『津軽よされ節』に並ぶ津軽三大民謡(津軽三つ物)の一つに数えられる。

弘前城天守と桜

『津軽小原節』の源流である『塩釜』 については、それと同系統の民謡である「おはら節」が鹿児島県・島根県・富山県に存在しており、それぞれ『鹿児島おはら節』、『隠岐おわら米とぎ唄』、『越中おわら節』として知られている。

様々な歌詞が存在するが、コンサートやイベントなどでは「春は桜の弘前城」が歌い出しの歌詞が比較的よく唄われる。

写真:弘前城天守と桜(出典:Wikipedia)

【試聴】小山みつな / 津軽小原節

【試聴】 津軽小原節 芦田由香里

歌詞の一例

サーサ ダシタガヨイヤー

アー 春は桜の弘前城
夏は緑の岩木山
秋は十和田の紅葉狩り
冬は大鰐(おおわに)湯の香り

アー 津軽の富士のそよ風に
岩木の川のせせらぎに
めぐみ豊かな山川の
情けに育つ津軽唄

アー 唄の一筋三味の音に
のせて女の心意気
思い通わすおはら節
津軽よいとこ オハラ 唄どころ

弘前城と桜

弘前城(ひろさきじょう)は、かつて江戸時代に弘前藩津軽氏が居城した城跡。堀や石垣などの城郭がほぼ廃城時の原形をとどめており、天守の一つは当時のまま現存している(日本の「現存12天守」の一つ)。

明治時代に弘前公園(鷹揚園)として一般開放され、桜の植樹が進められて、桜の名所として「日本さくら名所100選」に選ばれている。

岩木山(いわきさん)

岩木山(いわきさん)は、津軽富士として親しまれる青森県最高峰の火山。標高は1,625 メートル。日本百名山・新日本百名山に選定されている。

岩木山 青森県弘前市

岩木山の山麓には、嶽温泉(だけおんせん)、湯段温泉(ゆだんおんせん)、百沢温泉(ひゃくざわおんせん)などの温泉地があり、湿地帯にはミズバショウが群生している。

写真:岩木山とリンゴ畑(出典:Wikipedia)

十和田湖の紅葉

十和田湖(とわだこ)は、八甲田山の南、青森県と秋田県の県境に位置するカルデラ湖。東北屈指の紅葉の名所として知られ、観光用の遊覧船やカヌーでゆったりと紅葉を楽しむことができる。

十和田湖の紅葉

十和田湖付近には温泉郷が広がり、旅館やホテル、キャンプ場などが整備されている。

写真:十和田湖の紅葉(出典:星野リゾートWebサイト)

大鰐温泉

大鰐温泉(おおわにおんせん)は、青森県南津軽郡大鰐町(旧国陸奥国)にある温泉。スキー場が近くにあり、川沿いに温泉街が広がっている。

大鰐温泉街 青森県津軽

江戸時代には津軽藩の湯治場として歴代藩主が訪れたという。神経痛やリューマチ、消化器疾患などに効能があるとされる。

写真:大鰐温泉街(出典:Wikipedia)

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