ヴァイオリン協奏曲「四季」より「冬」

ヴィヴァルディ(Antonio Lucio Vivaldi/1678-1741)

ヴィヴァルディ「四季」より「冬(L'Inverno)」は、ヴァイオリン協奏曲集『和声と創意の試み』(1725年)における第4番の楽曲。

第1楽章では、実も凍るような冷たい雪景色の様子が描かれている。

これに対し第2楽章では、暖炉のある暖かい部屋の中でゆったりと穏やかに流れる時間が描写されている。

ヴァイオリン協奏曲集『和声と創意の試み』は、「四季」のタイトルの通り、第1番「春」第2番「夏」第3番「秋」そして第4番「冬」と、それぞれの季節の情景が描かれている。

【試聴】「四季」より「冬」 第2楽章

NHKみんなのうたでおなじみの『白い道』

みんなのうた45周年ベスト曲集

第4番「冬(L'Inverno)」第2楽章ラルゴ(Largo)のメロディーには、『白い道』のタイトルで日本語の歌詞が付けられている。NHK「みんなのうた」で放送され、幅広い年齢層から広く親しまれている。

『白い道』の歌詞は、母親と昔一緒に歩いた雪の道を懐かしむ切ない内容だ。作詞者である海野洋司(うんの ひろし)氏は、クラシックや洋楽の訳詩・作詞をいくつか手がけている。

例えば同じくNHK「みんなのうた」で放送された『小さな木の実』は、ビゼー作曲の歌劇「美しきパースの娘」中の「セレナード」に海野氏が歌詞をつけたものだ。『白い道』が母親の歌なのに対し、『小さな木の実』は父親の歌となっているのが興味深い。

ヴィヴァルディ:協奏曲集 四季 / 調和の幻想
イ・ムジチ合奏団による「四季」定番中の定番録音と言える名盤。ヴィヴァルディ入門としては最適なアルバム。
ナタリア (Nataliya)
ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲「四季」
楽譜: 141ページ
出版社: 音楽之友社; 四六版版
商品の寸法: 19 x 13.2 cm