私の青空 原曲の歌詞の意味
せまいながらも 楽しい我家 恋しい家こそ 私の青空
『私の青空』は、アメリカの大ヒット曲『My Blue Heaven』(マイ・ブルー・ヘブン)を原曲とする、昭和初期の日本の歌謡曲。
昭和3年(1928年)9月にレコード発売された。歌は二村定一、天野喜久代。カップリング曲は『アラビヤの唄』。
歌詞の一節「せまいながらも 楽しい我が家」が特に有名。榎本健一(エノケン)、高田渡、大滝詠一らがカバーしている。
原曲『My Blue Heaven』は1927年にアメリカで出版され、翌年にジーン・オースティン(Gene Austin/1900–1972)の歌で大ヒットし、500万枚を超えるセールスとなった。
訳詞は、『遠き山に日は落ちて』や『蒲田行進曲』、『冬の星座』の作詞を手掛けた堀内敬三。
【YouTube】榎本健一(エノケン)『私の青空』
【YouTube】私の青空 My Blue Heaven 1928 二村定一 天野喜久代
日本語歌詞
訳詞:堀内 敬三
夕暮れに 仰ぎみる 輝く青空
日が暮れて たどるは 我が家の細道狭いながらも 楽しい我が家
愛の火影の さすところ
恋しい家こそ 私の青空狭いながらも 楽しい我が家
愛の火影の さすところ
恋しい家こそ 私の青空
原曲と歌詞の意味『My Blue Heaven』
歌:ジーン・オースティン(Gene Austin)
Day is ending, birds are wending
Back to the shelter of
Each little nest they love
一日が終わり 鳥たちは
愛する小さな巣に帰っていく
Nightshades falling, lovers calling
What makes the World go round
Nothing but love
夜に恋人たちは語らう
この世を動かすもの それは愛
When whippoorwills call
And evening is nigh
I hurry to my Blue Heaven
夜鷹が鳴く 夕暮れは近い
急いで帰ろう 愛する我が家に
I turn to the right
A little white light
Will lead you to my Blue Heaven
右に曲がると
小さな白い光が
君を導く 愛する我が家に
A a smiling face, a fireplace, a cosy room
A little nest that nestles where roses bloom
笑顔と、暖炉と、居心地のよい部屋
バラが咲いてる小さな巣
Just Molly and me
And baby makes three
We’re happy in my Blue Heaven
モリーと僕
そして赤ちゃんで三人
僕らは幸せ 愛する我が家
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