中山晋平 有名な童謡・唱歌・代表曲

作曲者別インデックス/日本の民謡・童謡

写真:中山晋平記念館(長野県中野市/出典:Wikipedia)

劇団・芸術座時代(デビュー当時)

カチューシャの唄
東京音楽学校を卒業した中山晋平のプロデビュー曲。劇団・芸術座におけるトルストイ『復活』を題材とした劇中歌。歌い出しの「カチューシャかわいや わかれのつらさ」が大流行した。
ゴンドラの唄(命短し 恋せよ乙女)
芸術座時代の2曲目の大ヒット曲。黒澤明監督による1952年の映画「生きる」では、雪の降る夜ブランコをこぎながら、主人公が『ゴンドラの唄』を口ずさむシーンが登場する。
さすらいの唄
歌いだしは「行こか戻ろか オーロラの下を ロシアは北国 はて知らず」。作詞:北原白秋。『さすらいの唄』発表の翌年(1918年)に劇団の座長・島村抱月が亡くなり、芸術座は解散した。

野口雨情とのコンビ作品

兎のダンス
ソソラ ソラ ソラ うさぎのダンス♪ 野口雨情と中山晋平の名曲コンビ
証城寺の狸囃子 しょうじょうじのたぬきばやし
しょうじょうじの庭で 和尚と狸がポンポコポンのポン♪
蛙の夜まわり(かわずのよまわり)
ガーッコ ガッコ ゲッコ ピョーンピョン♪
雨降りお月さん
雨降りお月さん 雲の蔭 お嫁にゆくときゃ 誰とゆく
あの町この町
あの町この町 日が暮れる 今きたこの道 帰りゃんせ
黄金虫(こがねむし)
黄金虫は金持ちだ~♪ ~野口・中山コンビによる日本の童謡~
シャボン玉
屋根まで飛んで 壊れて消えたシャボン玉 ~娘への切ない思い~
波浮の港 はぶのみなと
磯の鵜の鳥ゃ 日暮れにゃ帰る 波浮の港にゃ 夕焼け小焼け

西條 八十の作詞による作品

肩たたき(母さんお肩をたたきましょう)
タントン タントン タントントン♪
まりと殿さま(てんてんてんまり てん手まり)
てんてんてんまり てん手まり どこからどこまで とんでった
東京音頭(とうきょうおんど)
ハァー踊り踊るなら?丸の内生まれの東京音頭で夏を乗り切れ!

北原白秋の作詞による作品

あめふり
あめあめふれふれ かあさんが じゃのめでおむかい うれしいな
砂山(海は荒海 向こうは佐渡よ)
北原白秋が新潟の寄居浜から見た日本海の荒波とは

有名な童謡

てるてる坊主
てるてる坊主 てる坊主 あした天気にしておくれ
あがりめ さがりめ
あがり目 さがり目 ぐるっとまわって猫の目
田植え
そろた 出そろた さなえが そろた
背くらべ (柱のきずは おととしの)
柱のキズは何故「おととし」? 年の離れた弟への切ない思い

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