月(出た出た月が)

日本の童謡・唱歌/まるいまるい まんまるい 盆のような月が

「出た出た月が」の歌い出しで知られる『月(つき)』は、1910(明治43)年に『尋常小学読本唱歌』に発表された文部省唱歌。

この曲と歌詞が紛らわしいのが、「月が出た出た月が出た」の歌い出しで有名な『炭坑節(たんこうぶし)』。

月の引力が生物に影響?

月の直径は地球の4分の1以上あり、地球サイズの惑星をめぐる衛星としては異常ともいえる大きさである。このため、月の重力は地球に影響を及ぼし、太陽とともに潮の満ち引きを起こしている。

サンゴやウミガメ、その他の海の生物は満月の前後に産卵することが多く、人間でも同様で、満月が近くなると産婦人科の助産婦さんや看護士さんは出産ラッシュで大忙しになることがあるという。

【試聴・歌詞】 月 文部省唱歌

出た出た 月が
まるいまるい まんまるい
盆のような 月が

隠れた 雲に
黒い黒い 真っ黒い
墨(すみ)のような 雲に

また出た 月が
まるいまるい まんまるい
盆のような 月が

満月の夜は事件・事故が多い?!

古来から、月は人間のホルモンバランスや精神状態に影響を与えると信じられており、新月・満月には重大事故が多く、上弦下弦の半月には「うっかり事故」が起りやすいという。ある地方の警察署は月の満ち欠けと犯罪や事故の関係を統計的に調査しているとのことで、実際に満月の前後には犯罪が増加するとのデータもあるらしい。

ラテン語で月は「ルナ(LUNA)」といい、そこから派生した「ルナティック(LUNATIC)」という英単語は、「狂気の, 精神異常の;常軌を逸した」という意味として今日用いられていることからしても、昔から月が人間の精神状態に与える影響は少なからずあったようだ。

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