菊の花 土佐のお座敷遊び唄

明石家さんま『あみだくじの歌』原曲? 開けてうれしい菊の花♪

『菊の花』は、土佐(高知県)に伝わるお座敷遊び唄・宴会レクリエーション。遊び方はいたってシンプル。まず、お盆の上に人数分の盃やおちょこを伏せて並べ、その中の一つに菊の花を忍ばせておく。

そして手拍子を取って「♪菊の花 菊の花 開けてうれしい菊の花♪ 誰が取るのか菊の花♪」と囃子唄を歌いながら、一人ずつ盃をひっくり返して開けていき、菊の花がなければセーフ。

菊の花が隠された盃を開けてしまった人は罰ゲーム(当たり)。開けられた盃すべてに酒を注いでいき、それらをすべて飲み干さなければならない。

言うまでもなく、参加人数が多ければ多いほど、当たりが最後の方になればなるほど、当たってしまったときの酒の量が多くなる。なるべくゲーム後半に当たりが出たほうが宴会の場が盛り上がりそうだ。飲ませすぎには要注意。

あみだくじの歌とメロディが同じ?

YouTubeにもいくつか動画が上がっているようなので、実際の様子を見てもらえばすぐにお分かりになると思うが、お座敷遊び『菊の花』の囃子唄は、「♪あみだくじ~ あみだくじ~ 引いて楽しいあみだくじ~♪」でおなじみの『あみだくじの歌』とそっくり。

もちろん元祖は土佐の『菊の花』。1980年代のバラエティ番組「オレたちひょうきん族」では、明石家さんまが日本の古い楽曲をカバーしたコミックソングがいくつも誕生しているが、この『あみだくじの歌』もそうしたカバーソングの一つ。

おそらく明石家さんまか番組のスタッフが、高級料亭のお座敷遊びで『菊の花』を遊んだ経験があったのだろう。あみだくじの歌に改変してもまったく違和感なく歌えるところが日本の囃子唄の良いところだ。明石家さんまの選曲センスも素晴らしい。

ちなみに、明石家さんまが「オレたちひょうきん族」で歌った『しっとるケ音頭』の原曲は、大正時代の流行歌『まっくろけ節』。こちらも合わせて参照いただきたい。

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とらとら 虎々(虎拳)
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金比羅船々 こんぴらふねふね
こんぴらふねふね 追風(おいて)に帆かけて シュラシュシュシュ♪