金比羅船々 こんぴらふねふね 歌詞の意味

追風(おいて)に帆かけて シュラシュシュシュ♪

『金比羅船々(こんぴらふねふね)』は、香川県・金刀比羅宮(ことひらぐう)を題材とした日本の古い民謡

和風の温泉宿やお茶屋、宴会、料亭、などで舞妓・芸妓と行うお座敷遊び・お茶屋遊びの曲としても知られている。

金刀比羅宮

写真:金刀比羅宮(出典:Wikipedia)

NHKの子供向け音楽番組「みんなのうた」では、 香川県民謡として『金ぴらふねふね』の曲名で1961年12月に初回放送された。歌は スリー・グレイセス、ボニージャックス、みすず児童合唱団が担当した。

JR四国・琴平駅の列車接近メロディに『金比羅船々(こんぴらふねふね)』が採用されている。

【試聴】金比羅船々 こんぴらふねふね

【試聴】金比羅船々 こんぴらふねふね 遊び方の説明

代表的な歌詞

金毘羅船々(こんぴらふねふね)
追風(おいて)に帆かけて
シュラシュシュシュ

まわれば 四国は
讃州(さんしゅう)
那珂の郡(なかのごおり)
象頭山(ぞうずさん)
金毘羅大権現(こんぴら だいごんげん)
一度まわれば

歌詞の意味・補足

追風(おいて)

「追風(おいて)」とは、追い風の事。「て」は日本古来から「風(かぜ)」の意味で使われ、急に激しく吹く風を意味する「はやて(疾風)」もその一例。

シュラシュシュシュ

「シュラシュシュシュ」とは、音楽教科書を出版している教育芸術社の解説によれば、風を受け船が波の上をおだやかに進む様子を表している。

讃州(さんしゅう)

「讃州(さんしゅう)」とは、讃岐国(さぬきのくに)、現在の香川県を指している。

那珂の郡(なかのごおり)

「那珂の郡(なかのごおり)」とは、かつて存在した那珂郡(なかぐん)で、現在の仲多度郡(なかたどぐん)のこと。

象頭山(ぞうずさん)

象頭山(ぞうずさん)は、香川県の西部に位置する山。琴平山の南側半分。琴平街道から眺めた山容が象の頭を思わせることから名付けられた。目に当たる部分(象頭山中腹)に金刀比羅宮がある。

象頭山 ぞうずさん 香川県

写真:象頭山(出典:Wikipedia)

金毘羅はサンスクリット語

「金毘羅(こんぴら)」とは、薬師如来(やくしにょらい)十二神将の筆頭「宮比羅(くびら)」で、金毘羅、金比羅とも書く。

語源はサンスクリット語の「クンビーラ」。 クンビーラ(マカラ)はガンジス川に棲むワニを神格化した水神で、金刀比羅宮(ことひらぐう)では海上交通の守り神「金毘羅大権現」として信仰されてきた。

その他の歌詞

金毘羅石段(いしだん)
桜の真盛(まさか)り
キララララ
振袖(ふりそで)島田が
サッと上(あが)る
裾(すそ)には降りくる
花の雲
いちど まわれば

金毘羅み山の 青葉のかげから
キララララ
金の御幣(ごへい)の
光がチョイさしゃ
海山雲霧(うみやまくもきり)
晴れわたる
いちど まわれば

お宮は金毘羅
船神(ふながみ)さまだよ
キララララ
時化(しけ)でも無事だよ
雪洞(ぼんぼり)ゃ明るい
錨(いかり)を下(おろ)して
遊ばんせ
いちど まわれば

金刀比羅宮とは?

金刀比羅宮(ことひらぐう)とは、香川県仲多度郡琴平町の象頭山に鎮座する神社。「こんぴらさん」の呼称で親しまれ、金毘羅宮、琴平宮とも書かれる。

海上交通の守り神として信仰されており、境内の絵馬殿には航海の安全を祈願した多くの絵馬が見られる。

江戸時代中期に入ると全国の庶民の間で「金毘羅参り(こんぴらまいり)」が盛んに行われ、伊勢神宮へのお陰参りに次ぐ庶民の憧れだったと伝えられている。

お座敷遊び唄

とらとら 虎々(虎拳)
とらとーら とーらとら♪ 日本の伝統的なお座敷遊び・お茶屋遊び
菊の花 土佐のお座敷遊び唄
明石家さんま『あみだくじの歌』原曲?
サンスクリット語に由来する日本語
お盆や旦那、こんぴら、悔しい時の「ちくしょうめ!」の畜生など