彦星 ひこぼし わし座のアルタイル

七夕/働き者の牛飼い彦星は 明るい恒星アルタイル

わし座のα星アルタイル(Altair)は、全天で12番目に明るい恒星。夏の大三角形の頂点の一つ。

太陽と比べて1.7倍の質量を持ち、直径は1.8倍、明るさは10.7倍もある。

七夕伝説では、働き者の牛飼いとして、「ひこぼし(彦星・牽牛星)」の名で知られている。

ギリシャ神話ガニュメデスの誘拐とは?

アルタイルが属するわし座(鷲座、Aquila)の起源については、「ガニュメデスの誘拐」という有名なギリシャ神話が存在する。

その昔、古代都市トロイアには、この世で最も美しい少年とされるガニュメデス王子がいた。

その美しさに惹かれた神ゼウスは、鷲の姿に変身して(または使いの鷲が)、ガニュメデスをさらい、オリュンポス十二神に不死の酒ネクタルを給仕する役に就かせたというストーリーだ。

ちなみに、給仕の仕事に就く代償として、ガニュメデスには永遠の若さと不死が、その父には神馬(別伝ではヘパイストスの作った黄金のブドウの木)が与えられたという。

そして、わし座はこのときのゼウスの姿に、みずがめ座(宝瓶宮)は不死の酒ネクタルを給仕するガニュメデスと酒壷に、それぞれ見立てられたものだそうだ。

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