津軽海峡・冬景色 歌詞と解説 石川さゆり
本格的演歌歌手へと変貌をとげた石川さゆりのヒット曲
『津軽海峡・冬景色』(つがるかいきょう・ふゆげしき)は、1977年1月1日に発売された石川さゆりのヒット曲。
石川がアイドル歌手から本格的演歌歌手へと変貌をとげた重要な楽曲であり、同年末の「NHK紅白歌合戦」に初出場を果たした。
その後も紅白歌合戦の常連曲となり、2007年(第58回)からは『天城越え』と隔年で交互に歌われている。
歌詞では、北日本への玄関口・上野駅から夜行列車に乗り、雪が降る青森駅で降りて、津軽海峡を隔てた北海道・函館駅に向かう青函連絡船へと乗り継いで行く様子が描写されている。
小林幸子、テレサ・テン、アンジェラ・アキらがカバーしている。
写真:青函連絡船 羊蹄丸(2代目)/出典:Wikipedia
写真:津軽海峡 津軽半島の最北端・竜飛崎(たっぴざき)/出典:Wikipedia
【YouTube】 津軽海峡・冬景色
歌詞
上野発の夜行列車 おりた時から
青森駅は雪の中
北へ帰る人の群れは 誰も無口で
海鳴りだけをきいている
私もひとり連絡船に乗り
こごえそうな鴎見つめ泣いていました
ああ津軽海峡・冬景色ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと
見知らぬ人が指をさす
息でくもる窓のガラスふいてみたけど
はるかにかすみ 見えるだけ
さよならあなた 私は帰ります
風の音が胸をゆする 泣けとばかりに
ああ津軽海峡・冬景色さよならあなた 私は帰ります
風の音が胸をゆする 泣けとばかりに
ああ津軽海峡・冬景色
石川さゆり ベストアルバム
ジャケット写真:石川さゆり ベスト・コレクション
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