イングリッシュホルン(コーラングレ)の名曲

クラシック音楽の有名な曲/楽器別

イングリッシュホルン(コーラングレ/コール・アングレ)が活躍する有名なクラシック音楽の名曲まとめ。バスオーボエとヘッケルフォーン関連も。

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オーボエで演奏される有名な曲については、こちらの「オーボエの有名な曲・名曲」でまとめているので適宜参照されたい。

また、チェロやクラリネットなど他の楽器別まとめについては、こちらの「楽器別の有名な曲・名曲まとめ」を適宜参照されたい。

作曲者別・テーマ別の有名なクラシック音楽については、こちらの「有名なクラシック音楽の名曲・代表曲」が便利。

曲目一覧

ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」 第2楽章
イングリッシュホルンによる主部の主題は特に有名で、歌詞がつけられ『遠き山に日は落ちて』、『家路』などの愛唱歌としても親しまれている。
ロドリーゴ『アランフエス協奏曲』第2楽章
イングリッシュ・ホルンによって提示される主題が有名。日本のテレビドラマ「必殺仕事人」テーマ曲のルーツ・元ネタ?
ボロディン『だったん人の踊り』 オペラ『イーゴリ公』より
イングリッシュ・ホルンとオーボエが用いられる。JR東海「うまし うるわし 奈良」キャンペーンCMソングのメロディ。
ロッシーニ『ウィリアム・テル』序曲
有名な「スイス軍の行進」の直前に演奏される第3部「静寂(牧歌)」において、イングリッシュホルンとフルートによる牧童の笛が描写される。
ベルリオーズ『幻想交響曲』第3楽章
羊飼いが吹き交わすアルプス地方の牧歌(牛追い歌)を、イングリッシュ・ホルンと舞台裏のオーボエが演奏する(ウィリアムテル序曲と同様のシチュエーション)。
チャイコフスキー「くるみ割り人形」より『アラビアの踊り』
イングリッシュ・ホルンとクラリネットがエキゾチックなメロディを奏でる。
モーリス・ラヴェル『スペイン狂詩曲』
中間部にイングリッシュ・ホルンのソロがある
コルサコフ『スペイン奇想曲』
2曲目の変奏曲(アストゥリア民謡『夕べの踊り Danza prima』)でイングリッシュホルンが活躍。
シベリウス『トゥオネラの白鳥』
フィンランドの民族叙事詩「カレワラ」に基づく交響詩
シベリウス 組曲『カレリア』
第2曲「バラード」では吟遊詩人の歌をイングリッシュホルンのソロが奏でる。
グローフェ 組曲『グランドキャニオン』
第1曲「日の出」でイングリッシュホルンが活躍。

バスオーボエ/ヘッケルフォーン

グスターヴ・ホルスト『惑星』
この曲以外では滅多にお目にかかれないバスオーボエ(バリトンオーボエ)
リヒャルト・シュトラウス『アルプス交響曲』
霧が立ちのぼる場面でファゴットとヘッケルフォーンが不安げな旋律を奏でる

番外編

NHK「小さな旅」テーマ曲『光と風の四季』
イングリッシュ・ホルンによる旅愁あふれる旋律が印象的な番組テーマ曲

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