トランペット・チューンズ・アンド・エア
Trumpet Tune and Air
パーセル(Henry Purcell/1659-1695)
『トランペット・チューンズ・アンド・エア Trumpet Tune and Air』は、17世紀バロック期におけるイングランドの作曲家ヘンリー・パーセル(Henry Purcell/1659-1695)による器楽曲。
パーセルは36歳の若さでこの世を去っている比較的短命の作曲家ではあるが、その短い生涯で400曲以上の楽曲を残し、ウェストミンスター寺院のオルガニストとしてイギリスにおける高い名声を得た優秀な音楽家として、今日までその名を残している。
なお、同時期のイギリスで活躍した音楽家ジェレマイア・クラークの作曲した名曲『トランペット・ヴォランタリー(デンマーク王子の行進)』は、長い間ヘンリー・パーセルが作曲した作品だと誤解されていた。ちなみに同曲は、日本の童謡・唱歌『春が来た』とよく似ていることでも知られている。
【YouTube】Henry Purcell :Trumpet Tune and Air
麺の達人CMで替え歌にも
日本では、日清食品(NISSIN)のインスタントラーメン「麺の達人(麺達/めんたつ)」(生産終了)テレビCMにおいて、一時期このパーセル『Trumpet Tune and Air』が使われていたため、曲名は知らなくてもメロディには聞き覚えがある人も少なくないだろう。
なお麺の達人CMでは、女優の黒木瞳と共にパーセル『Trumpet Tune and Air』がそのままBGMとして流れているバージョンや、少年少女の合唱隊が同曲のメロディに替え歌で「麺達(めんたつ)は~、まるで生麺(なまめん)♪ 食べたことない人可哀想~♪」とCMソングを歌っていたバージョンなどが放送されていた。
【YouTube】日清食品 NISSIN 麺の達人 cm
関連ページ
- トランペットの有名な曲・名曲
- トランペットが印象的に用いられる有名なクラシック音楽の名曲まとめ
- 有名なクラシック音楽の名曲・代表曲
- バッハ、ベートーヴェン、モーツァルト、ショパン、チャイコフスキーなど、有名なクラシック音楽家による名曲・代表曲の解説とYouTube動画の視聴