一羽のカラス なわとび歌

一羽のカラス なわとび歌

日本の童謡・遊び歌・わらべうた・数え歌

『一羽のカラス』は、長なわとび・大なわとびで遊ぶ際に歌われるわらべうた・数え歌。

一般的な遊び方としては、「一羽のカラスがカーカー」で一人目が入り、「二羽のニワトリ コケコッコー」で二人目が入り、といった感じで、決められた人数(5人から10人)が全員入りきるまで飛び続ける。

所定の人数が全員入ったら、「そら1抜けた、2抜けた…」と歌いながら、一人ずつ外へ抜けていく。一人も縄に引っ掛かることなく全員抜けきれば成功となる。

なわとび歌としての『一羽のカラス』については、一度に入る人数によって実際に歌う歌詞の長さが変わることになるが、数え歌としての歌詞としては、一般的に10番まで歌い続けられることが多いようだ。

他のわらべうたや数え歌と同じく、歌われる時代や地域によって様々な歌詞が存在する。数え歌『一羽のカラス』について、いくつか歌詞の一例をご紹介してみたい。

数え歌『一羽のカラス』歌詞の一例

一羽のカラスが かぁ~かぁ
二羽のニワトリ コケコッコー
三は 魚が泳いでる
四は 白髪のおじいさん
五は ごほうびありがとう
六は 牢屋に入れられて
七は かわいい七五三
八は 浜辺の白うさぎ
九は 救急、救急車
十は 十五夜お月様

歌詞のバリエーションについて

『一羽のカラス』の前半部分、つまり4番ぐらいまでの歌詞については、地域によるバリエーション・変化はほとんど見られないように思われる。

歌詞に変化が出てくるのは5番以降。数字の順番にひとつずつ見ていこう。

5番目の歌詞

「ご褒美ありがとう」、「ご褒美いただいて」、「ゴリラのラッパ吹き」、「ゴリラのケツ洗い」、「御殿の王子様」、「護摩を焚きましょか」など。やはり数え歌にゴリラは欠かせないようだ。

6番目の歌詞

「ろうそく火がボウボウ」、「ろくろく ろくろ首」、「6本ハゲ頭」など。数え歌と「ハゲ」の相性はバツグンだ。

7番目の歌詞

「かわいい七五三」のほか、「質屋の七面鳥」、「質屋の娘さん」など。

8番目の歌詞

「浜辺の白ウサギ」のほか、「裸(はだか)の白ウサギ」、「八百屋のタコ八っつぁん」、「はちはち ハチが飛ぶ」など。「白ウサギ」とは、『大黒様 だいこくさま』に助けられた因幡の白ウサギのことだろうか。

9番目の歌詞

「救急、救急車」のほか、「くろんぼ○○○人」、「くじらが泳いでる」、「旧家の九官鳥」など。

10番目の歌詞

「十五夜お月さま」のほか、「とうで とうせんぼ」、「とうで とうとうおしまいよ」、「とうとう死んじゃった」、「殿様 馬のってホイ!」など。

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