越天楽 えてんらく

雅楽 越天楽 近衛秀麿による管弦楽編曲版も有名

『越天楽(えてんらく)』は、日本古来の音楽、雅楽(ががく)のなかでも最も有名な曲。「越殿楽」とも表記される。

越天楽に歌詞をつけた『越天楽今様(いまよう)』の中で、最も有名なのが『黒田節』。「春のやよいの あけぼのに」で始まる歌曲も小学校の音楽教科書によく掲載される。

『浦安の舞』と並んで巫女が奉納する機会が多い『豊栄の舞』も、現代版『越天楽今様』の一つとされる。

近衛秀麿による管弦楽編曲版『越天楽』(1931年)も有名で、ロンドン出身の指揮者レオポルド・ストコフスキーによって度々取り上げられた。

【YouTube】雅楽 越天楽

お正月 関連ページ

越天楽今様(春のやよいの あけぼのに)
花盛りかも しら雲の かからぬ峰こそ なかりけれ 
黒田節(酒は飲め飲め 飲むならば)
越天楽に歌詞をつけた『越天楽今様』の中で最も有名な曲の一つ
お正月の歌・新年の曲
「一月一日」、「お正月」、「春の海」、「十二支のうた(干支の歌)」など、新年・お正月に関連する日本の歌やお琴の曲
正月・新年の年中行事
鏡餅、鏡開き、小正月、二十日正月、具足祝いなど、正月に行われる年間行事トピックス