ロンドンデリーの歌 Londonderry Air

アイルランド民謡/デリー地方の歌

『ロンドンデリーの歌(デリー地方の歌)』は、伝統的なアイルランド民謡。そのメロディーの美しさから、これまで100曲以上の異なる歌詞がつけられており、中でも『Danny Boy(ダニーボーイ)』が有名。

写真:ロンドンデリーの街並み

『Londonderry Air』のメロディーにつけられた数多くの歌詞の中では、Katherine Tynan Hinksonによる「Irish Love Song」が世界的に広く知られている。

Would God I were the tender apple blossom(私がリンゴの花だったら)」というタイトルで呼ばれることも多い。

『ロンドンデリーの歌』のルーツに迫るドナドナ研究室

「ロンドンデリーの歌」及び「ダニーボーイ」は、そのルーツやエピソードに関して数多くの謎が今日も残されており、研究テーマとしても非常に興味深い。ドナドナ研究室『ダニーボーイの謎』では、曲のルーツやエピソードについて、ちょっと突っ込んだレポートをご紹介している。

【関連ページ】 ドナドナ研究室 『ダニーボーイの謎』

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【試聴】ロンドンデリーの歌

歌詞・日本語訳(意訳)

1.
Would God I were the tender apple blossom
That floats and falls from off the twisted bough,
To lie and faint within you silken bosom,
Within your silken bosom as that does now!

Or would I were a little burnish'd apple
For you to pluck me, gliding by so cold,
While sun and shade your robe of lawn will dapple,
Your robe of lawn, and you hair's spun gold.

もし私がリンゴの花だったなら
ねじれた枝からふわり浮かんでふわり落ちて
貴方のシルクの胸元に舞い降りたい

もし私が磨かれたリンゴの実だったら
木漏れ日の中でローブが揺れる
金色の髪の貴方にもぎ取ってほしい

2.
Yea, would to God I were among the roses
That lean to kiss you as you float between,
While on the lowest branch a bud uncloses,
A bud uncloses, to touch you, queen.

Nay, since you will not love, would I were growing,
A happy daisy, in the garden path;
That so your silver foot might press me going,
Might press me going even unto death.

もし私が野薔薇だったら
軽やかに舞う貴方に身を傾け口づける
貴方に触れたいがために開く下枝の芽

貴方が愛してくれないのなら
庭の小道に咲くヒナギクとなって
銀色の靴を履いた貴方に
枯れるまで踏み潰されたい