ロシア帝国国歌 神よツァーリを護り給え

強大なるロシア帝国の君主「ツァーリ」を讃える国歌

『神よツァーリを護り給え』(Боже, царя храни/God Save the Tsar!)は、1833年からロシア革命の1917年まで使われたロシア帝国の国歌。

「ツァーリ」とは、スラヴ語圏で用いられる「君主」の称号のこと。1833年より前はイギリス国歌『God Save the Queen』のメロディが使われていた。

戴冠式でのロシア皇帝ニコライ2世

挿絵:戴冠式でのロシア皇帝ニコライ2世(出典:Wikipedia)

作詞:ヴァシーリー・ジュコーフスキー(Василий Андреевич Жуковский/1783-1852)、作曲:アレクセイ・リヴォフ(Алексей Фёдорович Львов/1799-1870)。

メロディは、チャイコフスキー作曲の『序曲1812年』フィナーレや『スラヴ行進曲』に引用されている。

プーチン大統領就任後の現在のロシア連邦国歌(2000年以降)についてはこちら。

【試聴】 Russian Empire - Боже, Царя храни!

【試聴】 God save the Tzar!

歌詞の意味・和訳(意訳)

Боже, Царя храни!
Сильный, державный,
Царствуй на славу, на славу намъ!

Царствуй на страхъ врагамъ,
Царь православный!
Боже, Царя храни!

神よツァーリを護り給え
強大なる君主
その統治は栄光 我らの栄光

その統治に敵は恐怖する
正教会の君主
神よツァーリを護り給え

<注:歌詞は7番まで(割愛)>

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