木の靴 Wooden Shoes

フォークダンス/日本の童謡『手をたたきましょう』とメロディが同じ?

『木の靴 Wooden Shoes』は、リトアニア民謡『クルンパコイス Klumpakojis』を原曲(原型)とするフォークダンスの楽曲。

リトアニアの人々が木製の靴、すなわち木の靴をはいて、面白い身振り手振りのジェスチャーをしながら木靴を床にコンコンコンと打ちつけて踊る様子から名付けられたという。

YouTubeでは、実際に木靴を履いてフォークダンスを踊る動画を視聴することができた(2013年9月現在)。フローリングのダンスフロアで木の靴がカツカツ盛大に打ち鳴らされる様子はある意味ユニークな映像と言えるだろう。

男女のケンカと仲直りを表現?

フォークダンス『木の靴 Wooden Shoes』の踊り方としては、男女でペア(カップル)となり、男性が内側、女性が外側のダブル・サークルの隊形を組んで、男女同じ方向を向いて隣り合うサイド・バイ・サイドのポジションを取る。

最初は仲良くカップルで向かい合ってクローズド・ポジションを取り、時計回りに回りながら全体で左回りにサークルを描いていく。

と思うと、次は怒ったように両手を腰にあてて対峙し、3回足踏み(スタンプ)してケンカを始める二人。ついには相手を3回指さしてケンカはヒートアップし、平手打ちまで飛び出す始末。

でも最終的にはすぐに仲直り。またカップルで手をつないで大団円を迎える。男女のペアを変えるミクサー(ミキサー)で踊られることが多いようだ。

なお、メロディは日本の童謡『手をたたきましょう』そのもの。この点については、リトアニア民謡『クルンパコイス Klumpakojis』のページも適宜参照されたい。

シンデレラも履いた木の靴

木靴(きぐつ)というとオランダのお土産品が世界的に有名だが、かつてオランダ以外のヨーロッパ諸国でも木で出来た靴が日常生活の中で広く用いられていた。

今日では化学の進歩により、断熱性や防水性の高い素材で出来た靴が自由に入手できるため、かつての木靴が用いられる場面は極端に少なくなってしまったが、木の靴独特の温かみや断熱性は今でも健在であり、ガーデニングなどの特定の用途で木靴は今日でも愛用されているようだ。

余談だが、ガラスの靴を履いて王子様とお城でダンスを踊った童話のシンデレラも木の靴を履いている(グリム童話ではガラスの靴ではなく金の靴)。

家では二人の継子からいじめられていたシンデレラは、古い灰色の上着に木の靴を履かされ、朝から晩まで家事炊事洗濯をさせられていた。

【関連する曲】フランス民謡『木ぐつをはいて(ロレーヌを通って)』

【試聴】木靴を履いて踊っている 『クルンパコイス Klumpakojis』

【試聴】フォークダンス 『クルンパコイス Klumpakojis』