ハカ『カマテ』歌詞の意味
ニュージーランド マオリ族の民族舞踊
ラグビー ニュージーランド代表オールブラックスの雄叫び
「カマテ!カマテ!」の雄叫びで有名な、ニュージーランドのマオリ族の民族舞踊「ハカ(Haka)」。
一口にハカと言っても様々な種類があり、日本でも有名な『Ka Mate カ マテ』もその中の一つ。歌詞と意味は後掲する。
写真:舞台でのハカのパフォーマンス/出典:Wikipedia
マオリ族の戦士が戦いの直前に行ったとされるハカもその一つで、ハカは戦いと結びつけられることが多いが、本来は歓迎・祝賀・葬儀などで披露される一般的な民族舞踊である。
戦いのダンスとして認識される大きな要因としては、やはりラグビー ニュージーランド代表オールブラックスが試合直前に披露する勇壮なハカ『Ka Mate カ マテ』の影響が大きいだろう。
ちなみに、2019年9月に開催されたラグビーワールドカップ(W杯)日本大会では、南アフリカ戦(横浜国際スタジアム)において、オールブラックスによるもう一つの有名なハカ『カパオパンゴ Kapa o Pango』が披露された。その歌詞や意味についてはこちら。
ラグビー国際試合でのハカ
ラグビーの国際試合では、ニュージーランド代表オールブラックスが試合直前にハカを披露することで有名。
写真:対フランス戦のハカ(2006年/出典:Wikipedia)
伝統文化として披露される現代のハカには相手への威嚇の意味合いはなく、オールブラックスが披露するハカも対戦相手への敬意に重きが置かれている。
だが、格闘技的な要素も強いラグビーの試合前に行われるハカには、自軍の士気を高め力を誇示する意味合いが強く、対戦相手への威嚇が全くないといったら嘘になるだろう。
【YouTube】ラグビーワールドカップ2011 決勝戦でのハカ
ハカ『Ka Mate カ マテ』歌詞
<リード>
Ka mate, ka mate!
カ マテ! カ マテ!
<コーラス>
ka ora! ka ora!
カ オラ! カ オラ!
<リード>
Ka mate, ka mate!
カ マテ! カ マテ!
<コーラス>
ka ora! ka ora!
カ オラ! カ オラ!
Tēnei te tangata pūhuruhuru
Nāna nei i tiki
mai whakawhiti te rā
テネイ テ タナタ プッフル=フル
ナア ネ イ ティキ
マイ ファカ=フィティ テ ラ!
Ā, upane! ka upane!
Ā, upane, ka upane,
whiti te ra!
ア ウパネ! カ ウパネ!
ア ウパネ! カ ウパネ!
フィティ テ ラ!
歌詞の意味
私は死ぬ! 私は死ぬ!
私は生きる! 私は生きる!
(リピート)
見よ、この勇気ある者を。
この毛深い男が 太陽を呼び 輝かせる!
一歩上へ! さらに一歩上へ!
一歩上へ! さらに一歩上へ!
太陽は輝く!
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