チャイコフスキーの有名な曲・代表曲
チャイコフスキー(Pyotr Ilyich Tchaikovsky/1840-1893)
19世紀ロシアの作曲家ピョートル・チャイコフスキー(Pyotr Ilyich Tchaikovsky/1840-1893)による有名なクラシック音楽の名曲解説とYouTube動画まとめ。
その他の有名なクラシック音楽家の作品については、こちらのページ「有名なクラシック音楽の名曲・代表曲」で作曲家・ジャンル別まとめている。
協奏曲
- ピアノ協奏曲第1番 第一楽章
- 友人のモスクワ音楽院院長のニコライ・ルビンシテインに刺激を受け、初めて作曲したピアノ協奏曲。
- ヴァイオリン協奏曲 作品35 第一楽章
- ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームスのいわゆる三大ヴァイオリン協奏曲に本作を加え、「四大ヴァイオリン協奏曲」と称されるなど評価の高い名曲。
交響曲
- 交響曲第2番『小ロシア』
- 3つのウクライナ民謡が楽曲に大胆に取り入れられた陽気な交響曲。かえるの合唱(かえるの歌)に良く似たフレーズも登場。
- 交響曲第4番ヘ短調
- 「たとえ我々は馴染めずとも、その喜びの存在を認め、悲しみを克服するために生き続けることができる。」
- 悲愴 交響曲第6番
- チャイコフスキーが亡くなる9日前に初演された最後の交響曲
管弦楽曲・室内楽曲
- 大序曲1812年
- ナポレオンのロシア遠征の様子が描写されており、その象徴としてフランス国歌ラ・マルセイエーズの主題が度々登場する。
- スラヴ行進曲
- オスマン帝国に反旗を翻したセルビアとロシア義勇軍の活躍。セルビア民謡やロシア帝国国歌が登場。
- アンダンテ・カンタービレ
- トルストイも涙したという弦楽四重奏曲第1番 第2楽章のメロディ。モチーフはロシア民謡?
- 弦楽セレナード(セレナーデ)
- モーツァルトへの敬愛から書かれた作品と言われ、チャイコフスキーらしい叙情的で流麗かつメランコリックな旋律が印象的な名曲。
- ロココの主題による変奏曲
- チェロ協奏曲と同じ構成。チャイコフスキー国際コンクールにおけるチェロ部門の課題曲。
ピアノ曲
- 四季(ピアノ曲集)
- ロシアの四季を映した詩と音楽の芸術的コラボレーション
- 秋の歌
- ピアノ曲集「四季」より 10月
- トロイカ
- ピアノ曲集「四季」より 11月。ラフマニノフの演奏でも知られる。
- フランスの古い歌
- ピアノ小品集『子供のためのアルバム(こどものアルバム)』の一曲。
バレエ音楽
- バレエ音楽『白鳥の湖』
- ドイツの作家ムゼウスによる童話「奪われたべール」を元に構想が練られた。初演は1877年3月4日、モスクワ・ボリショイ劇場バレエ団。
- バレエ音楽『白鳥の湖』より「情景」
- バレエ音楽『白鳥の湖』は、1877年3月4日にモスクワ・ボリショイ劇場バレエ団により初演された。
- バレエ音楽『眠れる森の美女』
- チャイコフスキーの三大バレエの中で、演奏時間が最も長い。全曲を通した上演には優に2時間を要し、マリインスキー・バレエだけが上演している本格的な「眠れる森の美女」の上演時間は4時間にも及ぶ。
くるみ割り人形
- 行進曲 Marche
- 小さくなったクララに、はつかねずみの大群が襲いかかった。そこへくるみ割り人形が指揮するおもちゃの兵隊が現れ・・・
- こんぺいとうの精の踊り Danse de la Fée Dragée
- 当時発明されたばかりの楽器チェレスタを起用した最初の作品として広く知られている。
- ロシアの踊りートレパック Danse russe - Trepak
- 軽やかなテンポと爽快なメロディーから、日本の運動会におけるBGMとしてもよく用いられる。
- アラビアの踊り Danse Arabe
- くるみ割り人形が姿を変えた王子に連れられて、少女クララはお菓子の国にやって来た。お城では、クララを歓迎する華やかな宴が催された。
- 中国の踊り Danse Chinoise
- 華麗なダンスを披露するのは、お菓子の国に住むお茶の葉の妖精。
- 葦笛(あしぶえ)の踊り Danse des Mirlitons
- 『フランスの踊り』、『女羊飼いの踊り』とも呼ばれる。
- 花のワルツ Valse des fleurs
- ウィーン風のワルツに乗せて ハープのカデンツァが描く美しき花々の輪舞。
オペラ
- エフゲニー・オネーギン(オペラ)
- ロシアの作家アレクサンドル・プーシキンによる同名の小説を原作とする
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