The Upidee Song
ユッパイディ(ユピディ/ユーパイディ)

19世紀アメリカ南北戦争の歌

The Upidee Song』は、19世紀のドイツ学生歌『Studio auf einer Reis’を原曲とするアメリカの歌。単に『Upidee』とも表記される。

日本には『ユッパイディ(ユーパイディ/ユピディ)』という合唱曲があるが、おそらくこの『The Upidee Song』を輸入して日本語の歌詞をつけたものと思われる。

19世紀アメリカ南北戦争時代に歌われたとされる『The Upidee Song』の歌詞は、アメリカの詩人ロングフェロー(Henry Wadsworth Longfellow/1807-1882)の短詩「エクセルシオール(より高く)Excelsior」のパロディとなっている。

ロングフェローの詩では雪山に登る人物が登場するが、この「雪山」という要素は、日本の合唱曲『ユッパイディ(ユーパイディ/ユピディ)』の歌詞にも色濃く反映されている。

これに対して、『The Upidee Song』の歌詞では「雪山」の要素はほとんどなく、アメリカ南北戦争の歌ということもあって、「soldiers」、「march」、「fight」といった戦いを表すキーワードを中心に構成されている。

【YouTube】97th Regimental String Band: Upidee

歌詞の一例(英語)・日本語訳(意訳)

The shades of night were falling fast,
Tra la la! Tra la la!
The bugler blew his well known blast,
Tra la la la la
No matter be there rain or snow
That bugler still is bound to blow

にわかに夕闇は広がり
トラララ トラララ
ラッパ吹きはよく知られた曲を吹く
トラララララ
雨にも雪にも負けず
ラッパ吹きは今日も吹く

chorus:
Up-i-de-i de-i da! Up-i-de! Up-i-da!
Up-i-de-i de-i da! Up-i-de-i-da!

<コーラス>
ユッパイ ディーアイディーアイダー
ユッパイディ ユッパイダー 
ユッパイ ディーアイディーアイダー
ユッパイ ディーアイダー

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