リトル・スコティッシュ・ファンタジー
A Little Scottish Fantasy
スコットランド幻想曲からリメイクされたヴァイオリン曲
『リトル・スコティッシュ・ファンタジー(A Little Scottish Fantasy)』は、シンガポール出身のヴァイオリニスト ヴァネッサ・メイによる楽曲。
テレビ朝日系列のスポーツ番組『GET SPORTS』エンディングテーマ等で使用され、日本でも有名になった。
同番組内では、同曲のリメイク版「VOICE OF THE BRAVE」の他、元「Le Couple(ル・クプル)」の女性ヴォーカル藤田恵美によるカヴァー「Angel Voices Calling」もテーマ曲として使用されている。
写真:スコットランドの世界遺産:エディンバラ旧市街
【YouTube】リトル・スコティッシュ・ファンタジー
原曲は「スコットランド幻想曲」
原曲は、ドイツの作曲家マックス・ブルッフが1879年から1880年にかけて作曲した『スコットランド幻想曲(Scottish Fantasy)』の第3楽章。メロディの元となったスコットランド民謡の歌詞もコーラスとして追加されている。
元となったスコットランド民謡とは「I'm a Doun for Lack O'Johnnie」。「ジョニーがいなくてがっかり」との邦題もあるようだ。
ヴァイオリニスト ヴァネッサ・メイとは?
ヴァネッサ・メイ(Vanessa-Mae/1978-)は、シンガポール出身のヴァイオリニストで、現在はイギリス国籍。いわゆるオルタナティヴやフュージョンと呼ばれるジャンルのミュージシャンとして、クラシック音楽とポップスの垣根を越えて活躍している。
ヴァネッサ・メイのアルバム『チャイナ・ガール』(1997年)の収録曲「誰も寝てはならぬ」は、2006年トリノオリンピック女子フィギュアスケートにおいて、荒川静香がプログラム曲として使用し金メダルを獲得したことで、非常に注目を集めた。
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