お祭りマンボ 歌詞と解説 美空ひばり
わっしょい わっしょい そーれそれそれ お祭りだ!
『お祭りマンボ』は、1952年にリリースされた美空ひばりの歌曲。
作詞作曲は、東京・日本橋馬喰町出身の原六朗(はら ろくろう/1915-2001)。
1940年代後半からペレス・プラード楽団の演奏により世界的に流行していたマンボの要素を取り入れたお祭り曲として人気がある。
1991年にはジャニーズ事務所の男性アイドルグループ・忍者がデビューシングル『お祭り忍者』としてカバー。第32回日本レコード大賞にて最優秀新人賞を獲得した。
『お祭りマンボ』の著作権を管理する日本コロムビアレコードは、それまで美空ひばりの歌った楽曲のカバーを一切認めていなかったが、1989年に美空ひばりが亡くなったということもあってか、この『お祭り忍者』ではじめて、他のアーティストによる美空ひばり楽曲のカバーを認めた。
2015年からは、東京地下鉄(東京メトロ)銀座線神田駅の発車メロディ(サイン音)として使用されている。
【YouTube】お祭りマンボ
【YouTube】お祭りマンボ
歌詞
『お祭りマンボ』
作詞・作曲:原六朗
私のとなりのおじさんは
神田の生まれで チャキチャキ江戸っ子
お祭りさわぎが大好きで
ねじりはちまき そろいのゆかた
雨が降ろうが ヤリが降ろうが
朝から晩まで おみこしかついで
ワッショイワッショイ
ワッショイワッショイ
景気をつけろ 塩まいておくれ
ワッショイワッショイ
ワッショイワッショイ
ソーレ ソレソレ お祭りだ
おじさんおじさん大変だ
どこかで半鐘が なっている
火事は近いよ スリバンだ
何をいっても ワッショイショイ
何をきいても ワッショイショイ
ワッショイワッショイ
ワッショイワッショイ
ソーレ ソレソレ お祭りだ
そのまた隣の おばさんは
浅草育ちで チョッピリ美人で
お祭りさわぎが 大好きで
意気な素足に しぼりのゆかた
雨が降ろうが ヤリが降ろうが
朝から晩まで おかぐら見物
ピーヒャラピーヒャラ
テンツクテンツク
おかめと鬼が
ハンニャとヒョットコが
ピーヒャラピーヒャラ
テンツクテンツク
ソーレ ソレソレ お祭りだ
おばさんおばさん 大変だ
おうちは留守だよ からっぽだ
こっそり空巣が ねらってる
何をいっても ピーヒャラヒャ
何をきいても テンツクツ
ピーヒャラピーヒャラ
テンツクテンツク
ソーレ ソレソレ お祭りだ
お祭りすんで 日が暮れて
つめたい風の 吹く夜は
家を焼かれた おじさんと
ヘソクリとられた おばさんの
ほんにせつない ためいきばかり
いくら泣いても かえらない
いくら泣いても あとの祭りよ
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