朝はどこから 歌詞と解説
朝はどこから 来るかしら それは希望の家庭から
『朝はどこから』は、終戦間もない1946年に発表された日本のラジオ歌謡。朝日新聞の懸賞応募曲として一般から歌詞が募集された。
歌詞は、童謡『ぞうさん』や『七つの子』のように会話・対話形式となっており、「朝はどこから 来るかしら」「昼はどこから」「夜はどこから」とそれぞれ空想のような疑問が投げかけられる。
それに対して「いえいえ そうではありませぬ」と返し、それは「希望の家庭」「働く家庭」「楽しい家庭」から来るんだよと、堅実で明るい「家庭」が日々の生活の根源であることを表現している。
【YouTube】朝はどこから
【YouTube】朝はどこから アコーディオン演奏
作曲は、『お菓子と娘』で知られる橋本国彦(はしもと くにひこ/1904-1949)。
2007年、文化庁と日本PTA全国協議会により「日本の歌百選」に選定された。
歌詞
朝はどこから 来るかしら
あの空越えて 雲越えて
光の国から 来るかしら
いえいえそうではありませぬそれは希望の 家庭から
朝が来る来る 朝が来る『お早よう』
『お早よう』昼はどこから 来るかしら
あの山越えて 野を越えて
ねんねの里から 来るかしら
いえいえそうではありませぬそれは働く 家庭から
昼が来る来る 昼が来る『今日は』
『今日は』
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