Power To The People 歌詞の意味・和訳
パワー・トゥ・ザ・ピープル
ビートルズ解散が裁判で確定した時期のジョン・レノンによる楽曲
『Power To The People』(パワー・トゥ・ザ・ピープル)は、1971年3月にリリースされたジョン・レノンの楽曲。プラスティック・オノ・バンド5枚目のシングル。
ポール・マッカートニーによる裁判手続きによってビートルズの解散が法的に決定された1971年3月12日にイギリスで発表された。
歌詞では、「revolution(革命/レボリューション)」という単語がストレートに使われ、資本家・権力者に搾取・支配される労働者階級の人々へ「立ち上がれ」、「Power To The People(人々に力を)」とメッセージを投げかける革命歌的な内容となっている。
ジャケット写真: Lennon Legend: The Very Best Of John Lennon
ジョン・レノンは1971年1月に、革命思想的なマルクス主義系の新聞社「レッド・モール」と対談を行っており、過激な思想を持つインタビュアーに触発されて、今までより強く直接的なメッセージソング『Power To The People』をたった一日でほぼ完成させた。
インタビュアーは、イギリスの労働運動家タリク・アリと歴史学者ロビン・ブラックバーン。二人は以前から、ジョン・レノンとオノ・ヨーコらによるベッドインなどの活動について、受動的・非暴力的手段にすぎず、直接行動よりも効果がないと紙上で批判していた。
【YouTube】John Lennon - Power To The People
歌詞の意味・和訳(意訳)
『Power To The People』
作詞・作曲:ジョン・レノン、オノ・ヨーコ
Power to the people
Power to the people
Power to the people
Power to the peoplePower to the people
Power to the people
Power to the people
Power to the people, right on
人々に力を
人々に力を
人々に力を
そうだ
Say you want a revolution
We better get on right away
Well you get on your feet
And out on the street
叫べ 革命が必要だって
今すぐ始めよう
さあ立ち上がって
表に飛び出せ
Singing power to the people
Power to the people
Power to the people
Power to the people, right on
歌いながら
人々に力を
人々に力を
人々に力を
そうだ
A million workers working for nothing
You better give them what they really own
We got to put you down
When we come into town
労働者達はタダ働き
賃金はちゃんと払った方がいいぜ
俺たちが街へ集まったら
アンタはボコボコにされるよ
Singing power to the people
Power to the people
Power to the people
Power to the people, right on
歌いながら
人々に力を
人々に力を
人々に力を
そうだ
I got to ask you comrades and brothers
How do you treat you own woman back home
She got to be herself
So she can free herself
同志・兄弟 聞かせてくれ
家で女性をどう扱ってる?
彼女らしくさせてあげよう
彼女自分を解放できるように
Singing power to the people
Power to the people
Power to the people
Power to the people, right on
Now, now, now, now
歌いながら
人々に力を
人々に力を
人々に力を
そうだ 今こそ
Power to the people
Power to the people
Power to the people
Power to the people, right on
人々に力を
人々に力を
人々に力を
そうだ
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