『All My Loving』（オール・マイ・ラヴィング）は、1963年11月に発表されたビートルズの楽曲。レノン＝マッカートニー名義（ポール・マッカートニー作曲）。

歌詞は、ツアー移動中にバス内で書かれ、メロディは会場到着後に舞台裏にあったピアノを使用して作曲されたという。「歌詞を曲よりも先に書いたのは、この曲が初めてだった」とマッカートニーは語っている。

イギリスやアメリカではシングル・カットされなかった。アメリカの音楽サイト「オールミュージック（AllMusic）」の評論家は、本作について次のように述べている。

1964年以前に発売されたビートルズのLPにしか収録されていない楽曲で最も優れている。アメリカでシングル・カットしていれば大ヒットしていただろう。

ジョン・レノンも本作を絶賛しており、『プレイボーイ』誌のインタビューで「これは残念なことにポールの曲だよ。くやしいほどいい曲さ。バックで思い入れたっぷりのギターを弾いているのがぼく」と語っている。

ジャケット写真：THE BEATLES 赤盤

【YouTube】All My Loving (Remastered 2009)

歌詞の意味・和訳（意訳）

『All My Loving』

作詞・作曲：レノン＝マッカートニー（Lennon–McCartney）

Close your eyes and I'll kiss you
Tomorrow I'll miss you
Remember I'll always be true

目を閉じて　キスするよ
明日から　寂しくなるね
忘れないで　いつも君に誠実でいるよ

And then while I'm away
I'll write home every day
And I'll send all my loving to you

僕が遠くにいる間は
毎日君に手紙を書いて
愛する気持ちを全部
君に送るから

I'll pretend that I'm kissing
The lips I am missing
And hope that my dreams will come true

恋しい君の唇を思って
キスする真似をしては
君との再会を夢見てる

And then while I'm away
I'll write home every day
And I'll send all my loving to you

僕が遠くにいる間は
毎日君に手紙を書いて
愛する気持ちを全部
君に送るから

All my loving I will send to you
All my loving, darling, I'll be true

愛する気持ちを全部
君に送るよ
愛する気持ちを全部
愛しい人　君に誠実でいるよ

Close your eyes and I'll kiss you
Tomorrow I'll miss you
Remember I'll always be true

目を閉じて　キスするよ
明日から　寂しくなるね
忘れないで　いつも君に誠実でいるよ

And then while I'm away
I'll write home every day
And I'll send all my loving to you

僕が遠くにいる間は
毎日君に手紙を書いて
愛する気持ちを全部
君に送るから

All my loving I will send to you
All my loving, darling, I'll be true
All my loving, all my loving, ooh
All my loving I will send to you

愛する気持ちを全部
君に送るよ
愛する気持ちを全部
愛しい人　君に誠実でいるよ
愛する気持ちを全部
君に送るから

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