みかんの花咲く丘

みかんの花が咲いている 思い出の道 丘の道

「みかんの花が咲いている 思い出の道 丘の道」が歌い出しの『みかんの花咲く丘』。

作詞は加藤省吾、作曲は海沼實、1946年のNHKラジオ番組『空の劇場』で発表された。

放送前日に列車の中で曲が完成

当時、同番組の中で、東京・内幸町の本局と静岡県伊東市立西国民学校を結ぶラジオの「二元放送」が行われることになった。

放送前日の1946年8月24日の昼過ぎになっても曲が仕上がらずに悩んでいた作曲家の海沼實のもとへ、雑誌「ミュージック・ライフ」編集長の加藤省吾が訪ねてくる。

海沼は加藤に急な事情を説明し、加藤に20~30分で作詞をさせた。それから海沼は伊東行きの列車に飛び乗り、列車の中で曲を仕上げたという。

人気絶頂の童謡歌手 川田正子の歌唱で放送された歌は日本全国に大反響を呼び、『みかんの花咲く丘』は日本を代表する童謡作品となって、現在にいたるまで広く歌い継がれている。

写真:みかんの花

【試聴】みかんの花咲く丘 川田正子

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