おふろのかぞえうた

ひとりお風呂に入るときゃ 湯加減ママに見てもらおう

「ひとつとせ ひとりお風呂に入るときゃ」が歌いだしの『おふろのかぞえうた』は、テレビ番組「ひらけ!ポンキッキ」で放送された子供向けの歌。

歌詞では、曲名のとおり一から十まで「ひとつとせ… ふたつとせ…」と数え上げるように歌われる数え歌・数字の遊び歌になっている。

作詞・作曲は『およげ!たいやきくん』コンビの高田ひろお・茅蔵人(佐瀬寿一)。

子供が一人でお風呂に入るときのエピソードを数え歌形式で歌ったシンプルな子供の歌で、テレビ放送時のアニメーションもユーモラスで可愛らしい映像だったが、なぜか『おふろのかぞえうた』に怖い思い出(トラウマ)を抱いてしまった方が少なくないようだ。

なぜ『おふろのかぞえうた』は怖い歌になってしまったのか?ポイントをいくつか考察してみたい(後述)。

【試聴】ポンキッキーズ メロディ「おふろのかぞえうた」

怖い歌になるポイント考察

『おふろのかぞえうた』が小さなお子さんに怖い印象・恐怖感を与える可能性として、歌の順番にそって原因を考察してみたい(半分おふざけで)。

まず歌の冒頭では、宇宙的・神秘的な雰囲気の短調のイントロで不安感をあおると同時に、アニメーションではお風呂場で泡か湯気のオバケが奇妙なダンスで挑発してくる。それを物陰からネコと一緒に不安そうに見守る少年。

実は、歌が始まる前からすでに不安感がこれでもかと演出されていることが分かる。こんなオバケがいるお風呂に一人で入りたいと思う小さな子供がどれぐらいいるだろうか。

次に歌が始まると、「ひとつとせ~」や「ふたつとせ~」と伸ばす部分に奇妙なエフェクトがかかり、アニメーションでは数字がぐにゃっと揺らいで恐怖感を演出している。歌声自体のエフェクトが機械的な音声なのも恐怖ポイントだろう。

少年が3人同時に登場?

そして2番ごとに入るコーラス「イェイ イェイ イェイ イェイ ワワワワ」で、さきほどのオバケがダンスを披露し、裸の少年が3人同時に画面に登場。

その後も少年は3人同時に登場し、それぞれが個別の実体と人格をもった別個の個体として描写されるため、一体この少年は何人目なんだと大人でも少々不安が感じられる。

6番の歌詞では、湯気で曇ったガラス窓に書いた宇宙人のラクガキが踊り出し、さらに白いオバケと一緒に踊りだす。書いた絵が動き出すなんて、小さい子供さんにとっては軽くトラウマレベルの事案になりかねない。

間奏部の月夜とフクロウも怖さを助長しており、曲全体として宇宙感・不安感がそこはかとなく漂っている。これを幼少期にがっつり聞いてしまうと、一人でお風呂に入るのがちょっと怖くなってしまうお子さんも出てくるかもしれない。

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