誰がヨナを飲み込んだ?
Who did Swallow Jonah?

旧約聖書「ヨナ書」に基づく聖書の歌・バイブルソング

『誰がヨナを飲み込んだ? Who did Swallow Jonah?』は、旧約聖書の一つ「ヨナ書 The Book of Jonah」に基づく子供向けの聖書の歌(バイブル・ソング)。元は黒人霊歌のようだが詳細は不明。

ヨナ書では、神が用意した大きな魚(クジラ)に預言者ヨナ(ジョナ/イオナ)が飲み込まれる記述があり、同曲ではこのヨナを飲み込んだクジラについて、『誰がヨナを飲み込んだ? Who did Swallow Jonah?』と子供に問いかける内容となっている。

挿絵は、ピーテル・ラストマン(Pieter Lastman/1583-1633)による1621年の絵画「ヨナとクジラ Jonah and the Whale」。ヨナ書の有名なシーンを描写している。

ちなみに、同作品を描いたオランダの画家ピーテル・ラストマン(Pieter Lastman/1583-1633)は、レンブラントやヤン・リーフェンスの師匠としても知られている。

【試聴】Who did Swallow Jonah? | Family Sing Along

合唱曲『権兵衛が種まく』原曲

日本の合唱団「関西学院グリークラブ」では、『誰がヨナを飲み込んだ? Who did Swallow Jonah?』のメロディに別の日本語歌詞をつけた合唱曲『権兵衛が種まく』をレパートリーとしている。

種をまく権兵衛に関する歌としては、明治初期の民謡『ズンベラ節』に「権兵衛が種まきゃ カラスがほじくる」という有名なフレーズがあるが、合唱曲『権兵衛が種まく』も同じ『ズンベラ節』の歌詞がルーツとなっているようだ。

ディズニー映画「ピノキオ」の元ネタ?

ディズニー映画「ピノキオ」では、ゼペットじいさんがクジラの王様・モンストロに飲み込まれ、助けるためにピノキオも飲み込まれるが、これらの筋書きは旧約聖書「ヨナ書」の内容から少なからず影響を受けているものと推察される。

ちなみにディズニー映画「ピノキオ」の原作であるイタリアの文学作品「ピノッキオの冒険 Le Avventure di Pinocchio」では、ピノキオらを飲み込むのはクジラではなくサメ。

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