ニュルンベルクのマイスタージンガー

リヒャルト・ワーグナー(Wilhelm Richard Wagner/1813-1883)

『ニュルンベルクのマイスタージンガー』は、リヒャルト・ワーグナーが作曲した楽劇。1868年6月にミュンヘンで初演された。

第1幕への前奏曲は、ワーグナーの楽曲の中でもよく親しまれ、演奏会で採り上げられる機会が多いだけでなく、祝祭的なイメージから、式典(大学の入学式など)での演奏機会も多い。

この楽劇は、16世紀中ごろのドイツ、バイエルン州の都市ニュルンベルク(上写真は現代)が舞台。当時のニュルンベルクでは手工業が発達し、各手工業の代表者たちが芸術(歌唱)に携わり、マイスタージンガー(親方歌手)と呼ばれていた。

主人公のハンス・ザックスは実在の人物とされ、そのザックスもまたニュルンベルクのマイスタージンガーだった。第3幕のコラール「目覚めよ、朝は近づいた」は、ザックスの詩に基づいているという。

ちなみに、ニュルンベルクに関連する音楽家としては、17世紀バロック期の作曲家で代表曲『カノン』で知られるヨハン・パッヘルベルが有名。

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