蒲田行進曲の原曲・元歌
『放浪者の歌 Song of the Vagabonds』

ブロードウェイのオペレッタが日本の映画主題歌に

「虹の都 光の港 キネマの天地」の歌い出しで有名な『蒲田行進曲』。1929年の松竹映画『親父とその子』主題歌であり、1982年の映画『蒲田行進曲』オープニング曲として使われ人気の曲となった。京浜東北線・蒲田駅の発車メロディとしても有名。

『蒲田行進曲』の原曲・元歌は、1925年にニューヨークのブロードウェイで初演されたオペレッタ「放浪の王者 The Vagabond King」劇中歌の一つ『放浪者の歌 Song of the Vagabonds』(ソング・オブ・ザ・バガボンズ)。

「放浪の王者」は、アイルランドの著作家・政治家J.H.マッカーシーの小説「もし私が王ならば If I Were King」に基づくオペレッタで、15世紀フランス王室でのロマンスが描かれる。

作曲者は、チェコのプラハに生まれニューヨークで活躍したルドルフ・フリムル(Charles Rudolf Friml/1879-1972)。

『蒲田行進曲』として日本語の歌詞をつけたのは、作詞家・作曲家の堀内敬三(1897-1983)。堀内氏は『蒲田行進曲』以外にも海外の曲に訳詞や作詞を行っており、ドヴォルザーク『新世界より』の一曲に作詞した『遠き山に日は落ちて』は特に有名。

【試聴】 放浪者の歌 SONG OF THE VAGABONDS

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