組曲「展覧会の絵」より プロムナード

ムソルグスキー(Modest Mussorgsky/1839-1881)

ナタリア (Nataliya)
ムソルグスキー:展覧会の絵 ピアノ&オーケストラ版

組曲『展覧会の絵』は、ロシア国民楽派を代表する作曲家ムソルグスキーによる1874年のピアノ組曲。

友人ヴィクトル・ハルトマン(ガルトマン)の遺作展を歩きながら、そこで見た10枚の絵の印象を音楽に仕立てた。

今日ではモーリス・ラヴェルによる管弦楽への編曲、いわゆるオーケストラ版が広く知られている。

親友の画家ヴィクトル・ハルトマンとは?

ヴィクトル・ハルトマン(ガルトマン/Viktor Alexandrovich Hartmann/1834-1873)は、サンクトペテルブルク出身のロシアの建築家・画家。

伝統的なロシアのモチーフを自作にとり入れた最初の美術家の一人で、ムソルグスキーの親友として知られている。

ハルトマンは幼くして孤児になり、サンクトペテルブルクの有名な建築家であったおじに引き取られた。ペテルブルク美術アカデミーに学び、当初は挿絵画家として活動した。

ノヴゴロドのロシア開基一千周年の記念碑をデザインし、1862年に除幕式が行われた。1864年から1868年まで外国に旅して、水彩画や鉛筆画を残した。

ロシアの芸術評論家スターソフの紹介で、ロシア「5人組」の一人バラキレフとの交流を持ち、1870年頃からムソルグスキーの親友となった。39歳で動脈瘤により夭折(ようせつ)した後、1874年の2月から3月まで、400点の遺作が母校ペテルブルク美術アカデミーに展示された。

ムソルグスキーはこの展覧会でのハルトマンの絵からインスパイアを受け、ピアノのための組曲『展覧会の絵』を作曲した。現在、この絵画作品のほとんどが散逸している。

【試聴】組曲「展覧会の絵」よりプロムナード

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