アヴェ・ヴェルム・コルプス
Ave verum corpus

モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart/1756–1791)

『アヴェ・ヴェルム・コルプス Ave verum corpus』は、モーツァルト作曲による賛美歌。1791年6月頃に作曲された。

サン・ピエトロのピエタ(ミケランジェロ作)

この曲は、モーツァルトが妻コンスタンツェの療養を世話した合唱指揮者アントン・シュトルのために作曲したとされている。

簡素な編成でわずか46小節の小品だが、絶妙な転調による厳かな雰囲気から、モーツァルト晩年の傑作とされる。

なお、フランツ・リストはピアノ用の編曲を残している。また、チャイコフスキーは、この編曲をさらに管弦楽曲にアレンジし、組曲第4番『モーツァルティアーナ』の第3曲『祈り』とした。

【試聴】アヴェ・ヴェルム・コルプス モーツァルト作曲

歌詞の意味・日本語訳

Ave verum corpus
natum de Maria Virgine.
Vere passum immolatum
in cruce pro homine:

めでたし まことのお体よ
乙女マリアより生まれ給もう
人々のため犠牲となりて
十字架上でまことの苦しみを受け

cujus latus perforatum
unda fluxit et sanguine.
Esto nobis praegustatum
in mortis examine.

貫かれたその脇腹から
血と水を流し給いし方よ
我らの臨終の試練を
あらかじめ知らせ給え

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