シンデレラ Cinderella

バレエ音楽/プロコフィエフ(Sergei Prokofiev/1891-1953)

『シンデレラ』は、旧ソ連の作曲家セルゲイ・プロコフィエフが作曲したバレエ音楽・バレエ作品

フランスの詩人ペローの童話集の中の童話『シンデレラ』に基づく。後にプロコフィエフ自身によって管弦楽組曲やピアノ独奏用組曲が作られている。

シンデレラ Cinderella バレエ

プロコフィエフは、ロシアの作曲家、ピアニスト。ペテルブルク音楽院で作曲・ピアノを学んだ。

ショスタコーヴィッチやハチャトリアン、カバレフスキーらと共に、ソヴィエトを代表する作曲家とみなされている。

【YouTube】バレエ シンデレラ

ペローの童話『シンデレラ』とは?

童話『シンデレラ』の作者シャルル・ペロー(Charles Perrault/1628-1703)は、ルイ14世に仕えたフランスの詩人。日本では『ペロー童話集』の作者として有名。

『ペロー童話集』は、グリム兄弟やマザーグースよりも前に民間伝承をまとめたものとして名高い。『赤ずきん』、『長靴をはいた猫』、『青ひげ』、『眠れる森の美女』など、今日でも世界的に有名な童話が数多く収録されている。

ペローによるシンデレラの原作タイトルは『サンドリヨン(Cendrillon)』。ガラスの靴を履かせ、カボチャの馬車に乗せるというモチーフを初めて付け加えた人物がペローだとされている。

ちなみに、グリム童話『灰かぶり姫(Aschenputtel)』では、魔法使いや魔法の馬車は登場しない。代わりに白い小鳥が主人公を助ける。

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