クルプファルツの狩人

ドイツ民謡『Der Jäger aus Kurpfalz

『クルプファルツの狩人 Der Jäger aus Kurpfalz』は、作曲者不明のドイツ民謡。日本では合唱曲として合唱団の定期演奏会などで歌われる機会があるようだ。

「クルプファルツ Kurpfalz」とは、神聖ローマ帝国の選帝侯の一人であったプファルツ選帝侯の領土を意味する。

メロディは、同じくドイツ民謡『キツネ狩りの歌 Was kommt dort von der Höh'』に近いものを感じる。同曲はブラームス『大学祝典序曲』でも使われたドイツの学生歌。

【YouTube】Ein Jäger aus Kurpfalz (Robin in the Forest)

歌詞の意味・日本語訳(意訳)

Ein Jäger aus Kurpfalz,
Der reitet durch den grünen Wald,
Er schießt das Wild daher,
Gleich wie es ihm gefällt.

クルプファルツの狩人が
緑の森を駆け抜ける
獲物を狙い撃つ
喜びのままに

Juja, Juja, gar lustig ist die Jägerei
Allhier auf grüner Heid',
Allhier auf grüner Heid'

ユヤー ユヤー 楽しい狩りだ
森の勇者はここに

関連ページ

有名なドイツ民謡・童謡
『ぶんぶんぶん』、『こぎつね』、『山の音楽家』など、学校の音楽授業・教科書でもおなじみの有名なドイツ民謡・童謡の歌詞と解説まとめ