青雲のうた 歌詞 CMソング 誰が歌ってる?
青雲 それは 君がみた光 ぼくがみた希望 幸せの青い雲
『青雲のうた』は、日本香堂が販売する線香「青雲(せいうん)」CMソング。作詞:伊藤アキラ、作曲:森田公一。1981年発表。
歌い出しの歌詞は「青雲 それは 君がみた光 ぼくがみた希望」。
日曜夕方のテレビ番組『笑点』のCMで流れる。漫画「ちいかわ」のハチワレが好きな歌(詳細は後述する)。
オリジナルの歌手は、作詞者の森田公一。その後は尾崎紀世彦(1990年~)、錦織健(2010年~)と続き、2020年(令和2年)からは林家たい平が歌っている。
写真:日本香堂の線香「青雲」バイオレット 連凧と富士山(出典:Amazon)
【YouTube】青雲 森田公一
【YouTube】青雲 尾崎紀世彦
歌詞
テレビCMで何度も耳にするおなじみの歌詞だが、改めてその内容を簡単に確認してみたい。
作詞:伊藤アキラ『青雲のうた』歌詞を次のとおり引用する。
青雲 それは
君が みた光
ぼくが みた 希望青雲 それは
ふれあいの心
幸せの 青い 雲 青雲
CMソングは実際の歌詞がテレビ版よりも長いことがよくあるが、この『青雲のうた』に関しては、CMで耳にする歌詞がすべてで、それ以外の歌詞が存在しない短いコマーシャルソングとなっている。
「幸せの青い雲」というくだりは、ベルギーの詩人・劇作家モーリス・メーテルリンク作による童話劇「青い鳥」(通称:幸せの青い鳥)をもじったものかもしれない。
青い雲なんてあるの?
青い空に浮かぶのは「白い雲」だが、『青雲のうた』にある「青い雲」とは一体何を意味しているのだろうか?
デジタル大辞泉(小学館)によれば、「青雲(せいうん)」の意味は次のように解説されている。
1 青みがかった雲。また、よく晴れた高い空。青空。
2 地位や学徳の高いことのたとえ。
3 俗世間を離れ、超然としていることのたとえ。
また、「青雲(せいうん)」を用いた成句・慣用句として、次のような用例が示されている。デジタル大辞泉(小学館)より引用する。
青雲の志(せいうんのこころざし)
功名を立て、立身出世をしようとする志。「―をいだいて故郷を後にする」
青雲の士(せいうんのし)
1 学徳の高い人。また、高位・高官にのぼった人。
2 俗世間から超越した、高尚な志の人。
ちいかわ「ハチワレ」の好きな歌
イラストレーター・ナガノによる漫画作品「ちいかわ」では、登場キャラクター「ハチワレ」が『青雲のうた』を好きという設定があり、ハチワレがほとんどうろ覚えの歌詞で「ラララー」と歌う場面がある。
漫画作品「ちいかわ」より、『青雲のうた』が登場する該当の回を次のとおり引用する。
音楽の広場でスピーカーから『青雲のうた』が流れてくると、ハチワレがうれしそうに歌って余韻に浸っている様子が描写されている。
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