Itsy Bitsy Spider 歌詞の意味 遊び方
英語の手遊び歌/雨どい登るちっちゃなクモ
『Itsy Bitsy Spider』(イッツィ・ビッツィ・スパイダー)は、英米圏で歌われる小さな子供向けの歌・手遊び歌(指遊び)。
イギリスやオーストラリアでは『Incy Wincy Spider』(インスィ・ウィンスィ・スパイダー)』の曲名で知られる。歌詞も微妙に異なる。
手遊び(指遊び)では、ちっちゃなクモが雨どいを昇っていく様子を、親指と人差し指で表現する。詳細については後述する。
ちなみに、メロディは「静かな湖畔の森のかげから~♪」とよく似ているが、そのルーツや沿革などは不明。
【YouTube】ITSY BITSY SPIDER
歌詞の意味・日本語訳(意訳)
The itsy bitsy spider
Crawled up the water spout.
Down came the rain
And washed the spider out.
ちっちゃなクモさん
雨どいを登ってく
雨が降ってきて
流し出された
Out came the sun
And dried up all the rain.
And the itsy bitsy spider
Crawled up the spout again.
太陽が出てきて
雨がすっかり乾いたら
ちっちゃなクモさん
また雨どいを登ってく
手遊びのやり方
『Itsy Bitsy Spider』の手遊び(指遊び)では、ちっちゃなクモが進んでいく様子を親指と人差し指の組み合わせで表現することが多い。
やり方・遊び方は、まず両手の親指と人差し指で、ローマ字の「L(エル)」の形を作る。
次に、片方の「L(エル)」を上下さかさまにして、ふたつのLで長方形ができるように、それぞれの親指と人差し指をくっつける。
画像の出典:Nursery Rhymes from Caitie's Classroom @Super Simple Play
親指と人差し指がくっついている2か所のうち、片方を離して、もう片方はくっつけたまま、くっついている指を回転軸の中心として、手首を180度回転させながら、離した指をそれより高い位置で再びくっつける。
正直、言葉の説明を読んだだけではかなり分かりにくい。下の参考動画で実際の手の動きを見て真似してみるのが一番早いだろう。
【YouTube】The Itsy Bitsy Spider 手遊びのやり方
雨どいを登っていく様子を表しているので、指が上へ上へ上っていくような方向で手首を回転させていくのがポイント。
これ以外にもやり方はあるようだが、この「L(エル)」字型の手遊びをYouTube動画でよく見かける。
小さな子供さん向けには、正直この「L(エル)」字型では難しいように思われる。
別なやり方の例として、両手でチョキを作り、そのチョキを向かい合わせて足のように動かしてもいいかもしれない。
また、片手はパー、もう片方をチョキの形にして、パーを壁(雨どい)、チョキを足に見立てて、上へ昇っていくようにチョキの足を動かすのもありだろう。
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