ルート66 Route 66 歌詞の意味・和訳
ナット・キング・コール(Nat King Cole/1919–1965)
『Route 66』(ルート66)は、アメリカの音楽家ボビー・トゥループ(Bobby Troup)が1946年に作詞・作曲したポピュラー・ソング。ジャズのスタンダード曲として名高い。
ナット・キング・コール、ビング・クロスビーなど、数多くのアーティストによってカバーされた。
歌詞の「Get your kicks」の意味は、「刺激を受ける、スリルを感じる、ワクワクする、快感を得る、大いに楽しむ、大きな喜びを感じる」など、文脈次第で様々な意味がある。
写真:カリフォルニアのルート66(出典:Wikipedia)
【YouTube】ルート66 (Get Your Kicks On) Route 66
歌詞の意味・和訳(意訳)
『Route 66』
作詞・作曲:ボビー・トゥループ(Bobby Troup)
If you ever plan to motor west
Travel my way
Take the highway that's the best
Get your kicks on Route 66
車で西へ行くなら
俺のオススメを通りなよ
ハイウェイが最高さ
楽しめるぜ ルート66
It winds from Chicago to LA
More than two thousand miles all the way
Get your kicks on Route 66
風が吹き抜ける
シカゴからロサンゼルスまで
全部で2000マイル以上
楽しめるぜ ルート66
Now you go through St. Louis
Joplin, Missouri
And Oklahoma City looks mighty prettyYou'll see Amarillo
Gallup, New Mexico
Flagstaff, Arizona
Don't forget Winona
Kingman, Barstow, San Bernardino
セント・ルイスを抜けて
ジョプリン ミズーリ
オクラホマシティは最高だぜ
アマリロ ギャラップ
ニューメキシコ
フラッグスタッフ アリゾナ
忘れちゃいけないウィノーナ
キングマン バーストー
サンバーナーディーノ
Won't you get hip to this timely tip
When you make that California trip
Get your kicks on Route 66
こんないい時期の旅
行ってこいよ
カリフォルニアへ旅するなら
楽しめるぜ ルート66
Won't you get hip to this timely tip
When you make that California trip
Get your kicks on Route 66
Get your kicks on Route 66
Get your kicks on Route 66
こんないい時期の旅
行ってこいよ
カリフォルニアへ旅するなら
楽しめるぜ ルート66
アメリカに実在する国道66号線
タイトルの「ルート66」とは、イリノイ州シカゴとカリフォルニア州サンタモニカ(ロサンゼルス郊外)を結ぶ国道66号線のこと(下のアメリカ地図の赤線部分)。
歌詞の中では、セントルイス、ミズーリ、アリゾナ、オクラホマなど、「ルート66」沿線各地の地名が登場する。
挿絵:アメリカ地図上のルート66(出典:Wikipedia)
写真:ルート66の終点 サンタモニカの標識(出典:Wikipedia)
ポピュラー・ソング『ルート66』は、シンプルなリフを基調とする平易で親しみやすい曲調と、観光案内的で軽快かつコミカルな歌詞とが相まって広く好まれ、ナット・キング・コールの歌唱によるヒット以来、半世紀以上に渡って歌い継がれている。
ジャケット写真:ナット・キング・コール・ベスト
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