オーストリアの村つばめ
ワルツ王ヨハン・シュトラウス2世の弟ヨーゼフ作曲
『オーストリアの村つばめ Dorfschwalben aus Österreich』は、「ウィーンのワルツ王」ヨハン・シュトラウス2世の弟ヨーゼフ・シュトラウス(Josef Strauss/1827-1870)が1864年に作曲したウィンナ・ワルツ。
ヨーゼフ・シュトラウスの長年の友人で小説家のアウグスト・ジルバーシュタインによる長編大衆小説「オーストリアの村つばめ」に基づいている。
ツバメは、ヨーゼフ・シュトラウスの祖国オーストリアの国鳥。同曲では、ツバメの鳴き声が木管楽器や鳥笛で模倣されており、村ツバメが訪れる初夏のウィーンの自然を表現した牧歌的な内容となっている。
後に歌詞もつけられ合唱曲となり、ウィーン少年合唱団のレパートリーとしても親しまれている。
毎年1月1日の元日にウィーンで行われる「ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート」の定番曲となっており、近年では2001年、2008年、2015年にこの『オーストリアの村つばめ』が演奏されている。
【YouTube】 オーストリアの村つばめ
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