ロマンス第1番
ベートーヴェン/Romance for Violin and Orchestra No. 1
『ロマンス第1番ト長調』(作品40)は、ベートーヴェン(ベートーベン)作曲によるヴァイオリンと管弦楽のための小曲。
『ロマンス第2番ヘ長調』(Op.50)と同様、小ロンド形式であるが、独奏楽器に重音奏法を求めるなど技術的には高度。重音奏法が多い点から、管弦楽との組み合わせより、ヴァイオリンソナタに編曲されて親しまれている。
ちなみに、ロマンス(ロマンツェ)とは、抒情的・甘美な旋律に表現の主眼が置かれた器楽曲のジャンル名の一つ。形式が自由で様々な規模の作品が存在する。
有名なロマンス作品としては、モーツァルト『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』第2楽章、映画「アマデウス」で使われたモーツァルト『ピアノ協奏曲第20番』第2楽章、ドヴォルザーク『ロマンス ヘ短調』などが知られている。
写真:ドイツ・ハイデルベルクの街並み(出典:Wikipedia)
【YouTube】Beethoven Romance n. 1 op. 40 Renaud Capuçon
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 演奏: アッカルド(サルヴァトーレ), ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団 |
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