ウスクダラ Üsküdar'a Gider İken
トルコ民謡に基づくポピュラーソング
『ウスクダラ』(Uska Dara/Üsküdar'a Gider İken)は、アメリカの女性歌手アーサー・キット(Eartha Mae Keith/1927–2008)が1953年にリリースしたポピュラーソング。
トルコ民謡「キャティビム Kâtibim」に基づく内容で、ある女性とお供がトルコのイスタンブル県にあるユスキュダル(ウスクダラ)へ出かけた際の物語が描かれている。
写真:ユスキュダル(ウスクダラ)の町並み
日本では1954年8月、歌手の江利チエミ(えり チエミ/1937-1982)がトルコ語の歌唱を主体とする日本語カバーをリリースし、同年末の「第5回NHK紅白歌合戦」に出場を果たしている。
1978年には、ドイツ出身のディスコバンド、ボニーM(Boney M.)が『ウスクダラ』に強く影響を受けたディスコ曲『ラスプーチン Rasputin』をリリースしヒットを記録した。
【YouTube】Üsküdar'a Gider İken
関連ページ
- ジェッディン・デデン(トルコ軍楽)
- 、トルコの軍楽曲。オスマン帝国やトルコ共和国における伝統的な軍楽を一般にメフテル(Mehter)という。
- ボニーM『ラスプーチン Rasputin』
- 『ウスクダラ』に強く影響を受けたディスコ曲